Monday, December 25, 2006

[廈門・201日] 海外の常識・私の非常識

ふるーくからの友人のピアニストがメールで私の生活を評してきました。「・・・それにしてもなんかジジむさい生活してますネ~!・・・」。ああ私の今の生活状態はそうなのか、イヤだなー、ジジむさい生活なぞ。振り返ってみれば、ここ廈門に足を踏み込んでからのあの三ヶ月間、そのときの出来事と比べてみれば、今の私は、いや新任したみんなが縮こまっていますね。あのときは明日があるような気がしていた。いまあるのは翌日があるという感覚。これみな自己保身がもたらした技ではないのかと。

私の非常識。当たり前のことですが、ビザを求められる国に滞在すると、ビザの期限というものが記されます。ビザの種類にはいろいろあって、観光だ商用だ留学だ、かつ何日間滞在可能だ、などなど。これを無視すると不法滞在、ときには強制退去させられたりする。しかし面白いもので、日本で不法滞在五年を切り抜けると滞在許可が下りるらしい。人伝えに聞いた話であります。

ともかく私は非常識な日数を不法滞在してしまいました。不注意からであります。対応にでた公安の方は呆れかえっておりました。出国の際の係員も、私のパスポートを見て、上司に確認し、上司は「金は払ったか?」、「いくら払った?」と聞いてきましたです。

しかし会社も会社なのであります。当然のように外国人の管理を怠らない必要があるはずです。パスポートのコピーを渡しただけでは何も動いてくれないのです。台湾人はここ中国では同胞であり、いろいろな面で優遇されておるのです。滞在手続きも簡単らしいのです。前回の不法滞在に懲りた私、再入国と同時に事務方にしつっこく対応をお願いした。結果、無事一年間出入り自由と相成ったのであります。

[ 写真: ふっふっふっ、一年間出入り自由なビザであります。 ]

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