Wednesday, December 6, 2006

[廈門・182日] 気を取り直して中国語練習

随便 (sui3bian4 勝手気ままに) に使いまくっていた私の中国語、こちらに来て使い物にならないのがわかった。今まで友人知人店の女の子、私の中国語を理解してくれていたのだろうかと、思わずうなだれてしまう。ボスにもいわれ、始めた中国語学習、老師に恵まれ、とんとん拍子に進歩したかと思いきや、慣れとは怖ろしいもので、老師も私も甘えがで、しばしば中断することが十月あたりから始まった。とんと教科書は半分からあとに進まない。

私の部屋に居候が長逗留し、脇に人がいては勉学に集中もできず、老師は老師で個人的問題で身が入いってこない。結局十一月は中文学習の空白のひと月となってしまった。元ボスはしきりに私の中文が進歩していないことに口を挟み、会社内部の組織替えで、私が話ができないままではポストも与えられずと嘆くことしきり。元々会話で仕事をするなぞ思ってもいなかったのが、口先だけで仕事を進める中国人社会の特質にうんざりし、さらに中文をしたためなければならず、役員食堂で情報をやり取りするという習慣にもなじめないでいる。

とはいえ一念発起、中国人になりすませるだけの会話力をつけようと、この年で語学の勉強を再開したわけであり、ここで折れては東アジアの首領の私の名が泣く。十一月末に戻って、老師共々気を取り直し中国語学習に再び取り組むことにした。仕事の合間を見付けては予習に取り組み、漢字練習をしてみたりしている。はたして、七月末の中文学習、あの気の入れようが戻ってくるのか、正念場となった。

[ 写真: 私のデスクは一番後ろ。なおかつ衝立があり、簡単にはデスクトップは覗けない。それをいいことに、ときに中国語の予習なぞしている。しかし元々一つのことに熱中すると他が見えなくなる質、顔を上げると脇で元ボスがニコニコと私を見つめていたりする。 ]

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