Sunday, December 17, 2006

[廈門・193日] パラソルに吊られたサンタ

このところ曇天と小雨が続いておりました。運転手に聞いてみます。「廈門の雨期は冬なのかい?」、「イヤ違いまっせ、例年いい天気なんですがねー」。異常気象なのでありましょうか。寒々として、冬の台北を思い出しました。

今日日曜日、久しぶりに快晴、爽やか、家の外に出たくなったのであります。ただ風がいささか冷たい。小雨と曇天の肌寒さ、風邪をひいておりました。昼時、ぶり返さないよう厚着をし、湖畔を歩いてみます。一人イタメシ屋のデッキに。日射しが体を温めてくれます。いつものお嬢さん、「珈琲ですか?」、「エスプレッソ・ダブル」。これも久しぶりに喉を苦みが通る。

デッキ上には鉢植えのポインセチアが至る所に置かれていました。まもなくクリスマス、こちらでは聖誕日と呼んでおります。呼んでおっても周りの人たちはあまり気を入れている様子がありません。ここは中国、西洋のしきたりには馴染まない。ポインセチアが賑わう場所は外国人の宿泊先のホテル、西洋料理店、そして商機を狙うテレビの宣伝で見るくらいなのであります。ポインセチアの赤、目に鮮やか、こちらの国旗の色に近いと思うのですが、これがイタメシ屋のデッキによく合っておりました。

次の日曜日が聖誕日、さて一人で過ごす青き聖誕日になるのでありましょうか。それともかわいらしい我が秘書が一緒に過ごしてくれるのでしょうか。そうなると贈り物を考えなければなりません。これもいささか煩わしいことであります。

[ 写真: デッキを覆うパラソルに、ジングルベルとサンタが吊られておりました。 ]

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