Friday, February 2, 2007

[廈門・240日] 居候と姉貴の誕生祝い

先週、我が家には居候が二人居ついておりました。小夥子 (xiao3 huo3 zi 若い衆 ) であります。でどんな関係で居ついたかというと、我が中国語教師の弟と同学の輩、大学が春節の休みに入り、里に帰る途中、姉貴の手配でやってきたという次第であります。

さすがに男でありまして、規律にはよく従う。私がいつも彼の姉貴に口うるさく諭し、しつけを教え込もうとしていても、姉貴本人は知らんぷりしていっこうに聞く耳持たない。ところが彼らには、ここのジジは安静を好み、一つことを終えたら片付ける、大声を出さないなどなど彼らに言い聞かせておりました。姉貴、私のいうこと、いちおう耳には届いていたようであります。彼らはちゃんとそれを守っているのです。おかげで余計な心配することなく、四日間、お互い仲良く過ごすことができたのであります。

最後の晩、姉貴の誕生日でありまして、近くのホテルで四人、晩餐会を開きました。バースデーケーキをどうしようかと弟と段取りを考えていたのですが、姉貴の希望、マンション下のパン屋、アンデルセンでケーキを買い、我が家に戻どろうということに。興奮気味の姉貴、二人と組み代わり入れ替わり写真を撮れとうるさく騒がしくしておりました。お互い一年ぶりの再会とのこと、姉貴が家を出るとき、別れがつらいからか、さっさとシャワーを浴びに隠れました。

姉貴はこの弟が可愛くて仕方がないらしい。いつもの面倒見が度を超したのか、ある晩、両親への贈り物を会に出たものの、弟不機嫌そうにして戻ってきました。姉貴が好みでない衣服をさかんに勧める、イヤだというのにしつっこく勧める。で、口数が少なくなったようであります。微笑ましいかぎりで、家族兄弟の仲良き姿を目にした次第であります。良きひとときでありました。

[ 写真: ケーキの蝋燭に火をともした瞬間。なにしろ23本いっぺんに灯しましたからハレーションを起こしております。左が弟。姉貴よりいい顔をしております。 ]

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