Sunday, July 22, 2007

[廈門・409天] 雑記の続き

・日本からメールが届いた。シンさんからだ。近頃私のblogを愛読しているが、ときに長い時間更新が途絶える。そのたびにいささか心配しておるという内容だった。心配していただきうれしいかぎりであり、友とはかくもよきものかと、遠く廈門から感謝させていただく。更新の中断は廈門の異常な暑さのせいであります。気力を半減させるほどの高温多湿なのであります。

・全てが暑さのせいであります。blog更新が滞ったのも、暑さのせいでした。なにしろ毎日が三十五度を超す。頭くらくらと来ておりました。追い打ちをかけるように湿度が上がっていく。もうトルコ風呂のようです。いやトルコ風呂には一度も入ったことはないんですが、映画で見ると蒸気としたたる汗とが印象的でした。毎日がそんな具合でした。部屋に戻るとぐったり、ばったりでありました。

・馴染みの珈琲店、火曜日は買一贈一の日。ピザが二倍楽しめる日。仕事を終え、若き妊婦ご夫妻と訪れてみます。珈琲は注文せず、ピザだけというケチケチ夕食。12インチを一枚注文し、贈一のピザ二枚、三人でも残りがでる。私はその分を持ち帰り、朝食にすることにしたのであります。

・早々と店を出、ウッドデッキが続く真夏の海岸にあるビアレストランに。毛唐の経営らしい。大昔のヒッピーの残党という感ありの男が仕切っています。見るからに汚らしいこの男、見覚えがある。いつもの珈琲店で、ビールで顔を赤らめ、若い中国女性を相手に、なにやら口説いている姿を思い出したのです。彼に儲けさせるのかと思うとなにやら腹立たしくなりました。これも暑さがさせたことであります。

・あー、そういえばカラオケ店に出かけたことは話さずじまいでありました。カラオケなので、普通のお店と思いきや、廈門随一のエンターテイメントな店であります。美女千人が常駐し、大ホールでショーあり、個室あり、店の格の高さは有名らしい。抱える美形は中国全土からやってきているといいます。その分十分に出費させられます。男三人に、女性が三人付き、テーブル係が二人、この女性へのチップと部屋代、酒代、しめて一人平均800元となったのです。日本円で約一万二千円。

・このところやけに出費が多い。先月先々月とケチケチ生活で、貯蓄を始めようと思ったものの、カラオケ店を始め、頻繁に訪れた珈琲店、人を連れだっての外食と、口座の残高は減り続けてしまいました。これもみな暑さのなせる業であります。

では反省して、明日からは自炊の生活、自分で珈琲を立て、ビールはスーパーで購入、空調も入れず、バカ暑くむしむしする気候に順応できるよう試してみることにします。

[ 写真: 海浜公園で見た月。おぼろ月である。 ]

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