Sunday, July 1, 2007

[廈門・388天] 戻ってきた友

河北のskypeの友が戻ってきた。戻ってきたといっても、彼女のblogが再開されたということ。失業後、新しい職場に移つった彼女の心境が述べられていた。まだ馴染めないのか辛そうで、疲れたと書かれていた。全て昔の辛かったことを忘れて新天地に向かったわけだから、そこでの成功を祈るより他ない。

どうも彼女、愛哭 ( ai4ku1 泣き虫 ) らしい。チャットのなかで、泣顔の絵文字を使うことが多い。新しい職場の総経理との面接の席で、ある話題になって泣いてしまったという。自分でもなぜだか分からないと書いていた。昔からなのかは知らない。

私の中文読解能力は高くない。それでも、彼女のblogを覗くのは楽しみだ。実に感性豊かに自分を表現している。外国人に読む気にさせるだけでもすごい。分からない単語や、文節にぶち当たると辞書を引かせる。中文を勉強させてくれる。わたしにとって、すばらしい中国語の教師である。

感性の豊かさは、一寸したことにも反応して見せてくれることでも分かる。先週、私が日本語教師のまねをしてきたことを話すと怒っていた。何故?と聞き返すと、私だけの日本語の先生でなくなったから、と答えた。うれしいかぎりである。

私が彼女と知り合ったのは、skypeを開いていたとき。あるチャットが入った。そこには、「廈門で孤軍奮闘中、ヒャヒャ!」という一文。わたしのプロフィールの自己紹介を冷やかしていた。面白いアクセスをしてくる人がいるな、というところから始まった。チャットはごく普通の会話から始まったが、内容がとても素直だった。付き合っていけそうに感じた。率直なのは、チャットに反応しないでいると、「返事がない・・・」、絵文字で涙顔を送ってきたり、冗談で「アホ!」と書き込むと、「傷ついた」と返答してくる。

彼女とは一度会って話をしてみたい。屁理屈好きな私も、きっと率直に対応できそうな気がする。

[ 写真: 昨年、嫉妬に駆られた亭主と戸惑った彼女の仲裁に入った後、道端で購入したジャスミン。冬場に向けて枯れるのではないかと心配していたが、今は鮮やかな緑に。二人の関係も新しい芽をふいてもらいたいものだ。 ]

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