[廈門・48日目] たまには廈門の消息を
台湾を台風が襲ったらしい。その影響で廈門は雨。生暖かいとはいえ、強い風が現場の中を駆け抜けて気持ちがいい。しかし台風が直撃するという予報で現場は大騒ぎ。開業準備に大わらわのはずのホテル部門は明日休みになるらしい。一秒でも仕事を急がせている営建部は、雨は漏るは床が水につかり仕事ができないわで、休むことなぞ考えられない様子です。
夜はボスのお宅で家庭料理をご馳走になりました。バルコニーから見える港には、いつになく多くの船が停泊している様子がわかります。傍らでテレビが台風情報を特番で報道しています。波頭が立つ程度の岸壁で、女性アナウンサーの絶叫が聞こえてきます。199何年の再来だとか。しかしどう見ても日本人からみれば台風接近という風景ではありません。一寸風の強い、一寸雨の多い一日という光景です。物事って相対的な判断で決まることが多いですよね。台風なぞほとんどやってこない場所では、やはり大きな出来事なのでしょう。
今日の仕事。今計画されている二つの案件を私なりに分析し、問題点を整理してボスのボスに報告します。一つづつ話していくと、ボスのボスはうなずいて「他には?」、次の話が終わると、「他には?」。これで終わりですの私の声に、「私から話がある。中国語を早急にマスターするように」。一寸前にも話が出たことです。この件はこれで三度目です。一応準備は進めていました。中国語の先生を捜す手配をすでにしていますというと、「決まったのか?」、「まだです」、「早く決めるように」。日常会話ができる程度ではGMは勤まらないか・・・、この際だ、中国人に見間違えられるまでやってやるか!
[写真は大わらわで工事の進められているホテルの現場風景]
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