Tuesday, July 11, 2006

[廈門通信] 強力なコンセント

[廈門・34日目] 厨房のコンセントです。オーブンのプラグが差し込まれています。オーブンは240V。力強い。朝食の食パンなぞ、一寸焼き時間を間違えると真っ黒になってしまう。どうも使い勝手が悪い。ユーザーという概念がないように見える。

ほとんどの差し込みは110Vと240Vの組み合わせです。写真の上の差し込みが110V,下が240V。空調機や洗濯機、炊飯器などはみな240V仕様になっています。思いっきり部屋を冷やしてもすぐに効いてくる。110m2の住居、二つの寝室。そこに10回路を配分している。余裕十分です。この夏場、中国全土がこの調子だと当然電力不足になるのは理解できます。

日本と比較してみると、日本はとても節約している国に見えてくる。日本の製品は世界一品質が高い。高いだけの理由がある。持ちがいい、故障しない、いまでは衣服の再利用もしている。ここ中国には何でもある。表面的な仕上がり具合もとてもいい。しかし見えないところはどうなっているのかわからない。手が抜かれている。

現場管理の顧問がいっていました。搬入される製品は、最初に提示されたサンプルと見かけに違いがないものの、一皮はいでみると全く違う製品だったりすると。食うか食われるか、ここでは気構えが必要です。日本人は外国製品を賛美したりするものの、まだまだ日本製品は世界で最も安心して使えますね。自慢しましょう。

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