Wednesday, September 9, 2009

[台北] 栄星公園の小動物 - 鮒モドキ


私の住む裏町近くの栄星公園、その公園の一角に生態池と呼ばれる一角があります。昨日の昼どきのことです。大通り沿いで”サブウェイ”のツナサンドを日替わりサービスデー69元(日本円約二百円)で手にして公園に向かいました。生態池に面して備え付けられたベンチに腰をかけようとしたところ、池の中がなにやらとても賑やかです。道行く人たちもみな覗いていきます。

サンドを片手に柵の縁から身を乗り出してみました。小さな池の一角に、それはそれは多くの小魚が集まっています。この池にこれほど多くの魚がいたとは思っても見ませんでした。大きいのは目の下二十五センチ、小さいのはそれこそ全長十五センチ、池の縁の浅瀬に集まってバシャバシャしていました。浅瀬ですので、身体を横たえ、多くの魚は一対で寄り添うようにしています。魚の種類は何でしょうか、一見すると鮒のように見えます。しかし幅広の縞があります。台湾特有の淡水魚でしょうか。* (台湾島はその成り立ちから特有種の生物が多いことで世界的に有名)

産卵期?一瞬そう思いました。しかし時は九月、秋です。日本の鮒の産卵期は確か四月ごろだったはずです。台湾がいくら南方とはいえ、秋ですか?大きい一対の魚を取り巻く多くの小魚、水が白濁している様子もありません。結局なぜかは判りませんでした。

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