Tuesday, October 24, 2006

[廈門・139日] 勝間ネコ便り

暢気に過ごせる廈門、世の出来事に疎くなっているとはいえ、忘れてはならない日もあるのです。今日はそのなかの一日。十八年前、愛娘たちの母親が去った日であります。

昨日下の娘よりメールが届き、愛娘二人が墓参りに出向くと伝えてきました。わたしはこちらにいて早々と去ったかれらの母親のために何ができるのか。多くの海外在住者たちがこの件をどう対応しているのか知るよしもありません。そこで勝手にわたしなりに供養することにしたいと思う次第です。

さて、日本には他の家族もいるわけで、久しく無沙汰しているのが三匹のネコたち。千葉の片田舎の畑と雑木林に囲まれた古農家で彼らが如何様に過ごしているのか心配でなりません。娘に一文連絡を入れてみます。今朝がた届いたメールには、丸々と肥えた二人の姿がありました。面倒を見ていたわたしがいなくなり、さぞかし不便をしているのではないか、一人心配していたものの、その気配すらなく、いささか拍子抜けした次第であります。これを取り越し苦労というのでしょう。

[ 写真: 土間に積まれた段ボール、二人はこの場所が好きなのです。彼らに邪険にされているもう一人が映っておりません。やはり仲間はずれにされているのではないかと、心を痛めております。 ]

No comments: