Monday, July 26, 2004

「愛情」と「お金」は一対

写 真の装身具のようなこの一品、テーブルナプキンを丸めて止めていたもの。上のほうがリングになっていてそこでナプキンをおさえます。房は、中央に石、それ をハート型にかたどられた紐で細工されています。ハートは「愛情」を石は「發財」を。愛と経済に恵まれますようにとの願いが込められています。
この一品、昨年蘇州に滞在したとき、美味しい蘇州そばをご馳走になったレストランで(勝手に)頂いてきました・・・

蘇 州名産の料理も一通り食べつくしたのでと、ある夜の会食はさっぱりした温麺。「美味しい!」というと招待してくれたおばさん(失礼おじょうさん)「日本人 の方はみなこのそばを気に入りますね」。テーブルナプキンを止めていた装身具を興味深げにいじっていると、「石は金(jin1)、周りのハートは愛 (ai4)情を意味しています」。すかさず私「愛銭(ai4qian2)ですか・・・」。彼女大笑い。

愛情があっても経済的に恵まれていなければそれも危ういものに、経済的に豊かであっても愛がなければ人生無意味、本来の意味合いはそんなところに込められているんでしょうが、今の中国、そうは見えません。お金あっての人生、金さえあればすべてが成就される。そこで、
「愛+金」を「愛金」お金を愛する、と私が言い換えました。拝金主義横行にご注意を。

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