Friday, January 18, 2008

[廈門・588天] 離開 - 朋友

[離開 li2kai4 ]:(人、物、場所から)離れる。(クラウン中日辞典)

アタシは多くの朋友 (pen2 you3 友達 ) に感謝しなければならない。新しい仕事が始まるまであと一ヶ月以上あるというのに、至極落ち着いて廈門の生活を楽しんでいる。それもこれも多くの友人から励ましを受けたり、人や仕事を紹介されたり、落ち込んではいないかと食事に誘われたり・・・。

シンさんは定期的にアタシを心配してくれている。blogが中断するごとに、何?と問い合わせてくる。元麻布の姐姐 (jie3 jie5 ネエさん・あねさん )は口うるさい。一寸意地をはった言いぐさをすると、それじゃ戻ってくるな!と元気づけられる。他の方々からもいろいろとメールを送っていただいている。感謝の念に堪えないのだ。

台湾の大兄が生活の糧を保証してくれたのと、乳飲み子を抱えるこちらの姐姐が、ひとまず荷物を彼女の家に保管してくれる。これであれやこれやどたばたせずに物事を運べる。お二方にも感謝である。あとはあたしが倒れたとき、誰が面倒を見るのか、真剣に心配もいただいている。お手伝いさん、しばらくまえはわたしがいるからね、といっていたが、最近では、どんな容姿がいいかとか、年はいくつぐらいがいいかとか、誰かを推薦するつもりだろうか、いろいろ聞いてくる。アタシ、余計なお世話とも言っていられない年になっているのだ。

麗江の色魔、いや若造、四十前だというのに口先だけでも面倒見がいい。今後どうするのだ、仕事は決まったか、結構うるさい。元ボスが呼んだ仲間のうちでは一番取っつきやすい。ただ、アタシが友にする妹妹 (mei4mei5 お嬢さん ) にすぐ声をかけては電話を聞き出し、アタシがいない時を狙っては食事に連れ出しているようだ。廈門を離れる際は、これだけが心配の種だ(バキッ!)。

一方で、この地を離開しようというのに後ろ髪を引くものもいる。KTVの歌手、「神秘黒衣老板娘」とアタシが呼んでいる彼女、離職騒動もあって久しく会っていなかった。ここにきて急に携帯メールが飛び込んでくるようになった。店に来い来いとかなりしつっこい。こちらがタメ口叩いても懲りない。あまりにしつこいので閉店間近にちょこっと顔を出してきた。話があったのだ。彼女、この商売を続けたくないという。一族して彼女に頼ってくるらしい。今回は家の改造をするのでいくらいる、毎月の返済でこれだけなのだが・・・。小さいときから、すでに中学の途中からあちらこちらでいろいろな仕事をしてきたという彼女、中国語の先生、アタシやる、食事もできる、と売り込んできた。彼女とは、我が儘で身勝手ながら好朋友・良き友である。一寸心を動かされた。しかしモデルみたいな女性が四六時中脇にいるのも何だなー。

他にも多くの良き友がいてくれる。何はともあれ、落ち着いて行く末が考えられる。しかし彼らに対して、今後、どのような形でお返しができるというのだろうか。アタシにとって、良き友は最高の財産なのだ。

[ MEMO: アタシのデスク、仕事のテーブル、食事のテーブル、お茶のテーブル。マルチデスクである。ほぼ一日このテーブルから離れないことのある今日この頃。部屋はみな家具付きであり、あれが気にくわないとか言うわけにはいかない。それなら自分でご用意くださいなのだ。 ]

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