Monday, December 24, 2007

[廈門・563天] 離開 - 聖誕快楽!

[離開 li2kai4 ]:(人、物、場所から)離れる。(クラウン中日辞典)

「聖誕快楽!」。今日はこの一句がSMS上で飛びかっている。何はともあれ一つの節目なのだ。わたしも節目に乗ることにした。ただし、わたしは廈門にいない。

五日間の予定、大陸での仕事の件を検討するため、いま小雨の台北にいる。町もホテルもクリスマスで賑わっていると思いきや、そんな気配は微塵もない。ささやかなイルミネーション、小柄で美形だが、いささか厚化粧のホテル嬢は、「若者の日よ!」と口にした。彼女、三年前に長逗留した際にもいたのか、記憶は薄い。ただ、「アナタの記録が残っていますよ」と彼女は答えた。

昼過ぎに廈門を発ち、マカオ空港でトランジット、そして台北へ。廈門空港にしろ、マカオの空港にしろ、小振りなのがいい。変にばかでかくなく、人の群れでごった返す様子もない。マカオ経由の他に、香港経由も便がよく、台湾人はこのルートを利用している。最近では、国内空港から金門島へ、そこから船旅で廈門というのが安く早いと好評のようだ。但しアタシのような外国人は利用できない。

空港に着きすぐに手を打ったのが、携帯電話のプリペイドカード。いまではアタシも中国人並みのライフスタイルとなり、携帯電話なしでは何もできないでいる。何事も早く早くそして安く。中国での商売は迅速がモットーなのである。日本円で約千円のSIMカードを購入し、大陸のカードから差し替えた。

リムジンバスに乗り手当たり次第ショートメール、「聖誕快楽!」。視線の高いバスの席から見る台北の夜はどこか落ち着いて見えた。町中が駆け足だった時代は終わったのか、イブだったからかそれとも雨のせいだったのか・・・。

[ MEMO: 唐詩の件で張り合ったスカイプの友、出がけにパソコンを立ち上げると文字絵のクリスマスツリーを送ってくれていた。洒落ていた。 ]

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