Friday, October 1, 2004

緑茶?それとも烏龍茶? (中国・蘇州)

昨 年蘇州に何度か出かけました。食事の前後や会議の席で出されるお茶は烏龍茶ではありません。特別に注文しない限り、緑茶が出てきます。「サントリーがだし た中国緑茶はいいですねー。日本の方は烏龍茶が中国で一般的なお茶だと思っているんですよ。緑茶に目をつけたところがサントリーは偉い!」、あちらの投資 家の方がいたく感激していました。そうなんです、中国では烏龍茶は一地方のお茶なんです・・・ [写真をクリックすると拡大できます] 
今勝間アトリエにある中国茶は二種類、四銘柄の茶葉。烏龍茶と緑茶です。写真左の小箱は友人のピアニストが中国演奏に出かけた際購入したものをいただきました。自生の烏龍茶として有名な中国武夷山のお茶、もったいなくてまだ開けることができません。

次が台湾の緑茶、非常に珍しい。台湾では鉄観音という茶葉が一般に飲まれていましたが、最近では烏龍茶に押されているようです。右から二番目は台湾のブレ ンド烏龍茶、口当たりがいいですね。一番右側は凍頂烏龍茶、最も普及している烏龍茶かもしれません。どのお茶もピンキリあり、ピンは目の玉が飛び出すよう な値段がつくそうです。

中国の街中ではあまり見かけませんが、台湾には全国津々浦々、お茶屋さんがあります。試飲もでき、店の主人が客と雑談しながら時間をつぶす風景をよく見かけます。暑い夏には、そんな時間がとてもよかった思い出があります。お茶は一つの文化ですね。

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