Sunday, July 13, 2008

[廈門] Desktop Studio

アタシのデスクトップ・スタジオ [ 桌上工作室 ] 。日々このテーブルと向かい合って過ごしている。洒落た照明器具、見かけはクールな温水ポット、一日二リットル飲みなさいと言われ常に満タンの携帯ポット、これもクール。煙草にそしてこれがなければ何もできない愛用のThinkPad 61Tabletと携帯。彼は写真撮影のためアタシの手の中にある。

4X5メートルの部屋、わずか20m2。そこがアタシのデスクトップ・スタジオ。連日のように三十度を超す真夏日、外にでれば汗が噴き出す。当地の人間は何食わぬ顔をして出歩いているが、アタシには耐えられない。出かける必要も特になければそのまま一日このデスクトップで過ごすこともある。

携帯さえあれば外部との連絡に不便さはない。それにアタシのNokia N95、コーヒー飲みながらでもマウスを使っていても左手だけで扱える。無精者のアタシにはうれしい。中国語仕様に日本語変換ソフトを突っ込んでいるので、英・中・日、マルチリンガル携帯に変身している。今時の携帯には、中国語フォントにひらがな・カタカナ・日本語漢字がデフォルトで組み込まれている。あれこれいじくる必要もない。流石アジアの経済制覇を目指す仕掛けをしっかり押さえている。

愛用のTabletPCはどうだ。キラーソフトが待たれていたTabletPC、ようやく登場といいたい。もともとマイクロソフトが用意していたソフトが、案の定、なんでもできますよの多機能でやたら重い。ユーザーインターフェースもMSオフィスの延長、ペン・コンピューティングを念頭に置いているとは言い難かった。

アタシはアイデア・プロセッサとしてのTabletに期待していた。いつでも、どこでもinkして・Searchして・Gatherしてアイデアを構築していく。MS One-noteのコンセプトは確かに同様な流れだが、ペンの動かし方が不自然だし煩わしい。ペンではキーボードショートカットが使えるわけではない。プログラマーは自分で絵を描いてみたのだろうかという感が強かった。

InkSeine」、TabletPCのキラーソフトになる気がする。いつも紙の上でしていたことに加え、容易に情報を寄せ集め、添付することができる。ペンをあれこれメニューバー上を彷徨わすことなく、操作で思考を妨げることなくアイデアの検討の集中できる。Windowsがお嫌いな方も一度このビデオをご覧になってほしい。悪くない。

[ MEMO: 部屋の大きさってどのくらいが最小限なのだろう。この部屋は20m2しかない、いや、もある、のか。 ]

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