アタシの住む超高層マンション、住民が住み始めて間がない。それもごく一部。こちらでは内装は自分持ち、好き勝手に作りこめる。今がその始まり。おかげで朝八時から夕方六時まで毎日、あちらこちらで工事の音が鳴り響いている。
昨日、ぶっきらぼうの姐姐が宝貝( bǎo bèi 愛娘・愛息子 )をベビーカーに乗せてやってきた。部屋に入るなり、暑い暑い・汚い汚いといってすぐに立ち去ってしまった。そう、埃だらけなのだ。外から廊下から、上の階の工事で振動を立てては天井からも埃が落ちてくる。姐姐は毎日掃除せよといっていたが、現状を目にして口を閉じてしまった。それほど埃まみれなのだ、アタシの家は。
さらにひどいのは、共同廊下の壁にクラックが入り、床は漏水で四六時中濡れている。漏れた水と埃でまるで路地裏を見ているようだ。なぜクラックが入ったのかは不確かだが、おそらく工事でコンクリートをいじくりまわったツケではないだろうか。クラックの入った壁には給排水の管が走っているに違いない。大きな部屋を小さな五つの部屋に割って貸し出したツケだ。
記事としては小さいが、とてもアタシが気になった消息(xīao xīニュース )
・母親がスーパーで万引き「息子に2カ月ぶりの豚肉を」 7月19日20時24分配信 サーチナ・中国情報局
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080719-00000015-scn-cn
「・・・ある中年の女性がスーパーマーケットの豚肉を万引きし、あっけなく捕まるという事件だ。しかしその後、そんな彼女の内情に警察とマスコミは言葉を失うことになる。
彼女が豚肉を万引きした理由は、2カ月も肉を口にしていない息子に肉を食べさせたいという一心からであったというのだ。その母親は息子に恥をかかせることを恐れるあまり、始終マスコミを回避し、盗みの現場を押さえられたという恥ずかしさとショックのあまり、頭を地と壁に打ちつけたという。
マスコミも、そのうち事件に関する取材を諦め、警察は彼女を無罪釈放とした。事件現場のスーパーマーケットはこの件につきこれ以上追求しないとし、社会は同情の目を向けた。・・・」
インフレはここ中国で、特に大都市では恐ろしい勢いで上昇している。記者が語りたかったのはその所。
・アモイ:消費者物価6.4%上昇 豚肉52%値上がり 7月19日8時3分配信 サーチナ・中国情報局
「 福建省アモイ市の2008年上半期(1-6月)における消費者物価指数(CPI)の上昇率は6.4%だった。特に食品価格の伸びが顕著で18.5%上昇した。うち豚肉は52.3%、食用油は40.2%それぞれ値上がりした。17日付で新華社が伝えた。」(編集担当:菅原大輔)
当地に住むアタシには実感としてわかる話だ。
・[5/08] blog"春光乱泄的角落" 中日春暖の旅:あるのは永久の友、永遠の仇はない original:(中日暖春之旅:只有永远的朋友,没有永远的仇恨)
http://shangxingwen.blog.163.com/blog/
"春光乱泄的角落"と名うったblogがある。アタシが愛読する一つだ。このblogには、写真のようなイラストが張り付いている。小白脸( xǐao bái lǐan 美少年 )を気取っている。サブタイトルには、「中国第一新闻、評論博客:老子,孔子,庄子不如口袋的一个子」、老子も孔子も村長もポケットの中の一人、に過ぎないと大口をたたいている。
匿名のblogであり、評論博客(ブログのオペレーター)が男なのか女なのか、若いのか年寄りなのかもわからない。普段はエンタメ系の情報を紹介することが多い。そんな彼が政治の話題をしたことがある。胡錦涛主席が日本にやってきたときのことを話題にした。それが「中日春暖の旅:あるのは永久の友、永遠の仇はない」。文中には、「・・・ さよなら、歴史の恨み・・・」とも記されている。
アタシはこのblogのアドレスを、アタシを罵倒した一人のスカイプの友に送った。2008年05月19日[廈門] 見知らぬ愛国者http://blog.livedoor.jp/stocktakeasia/archives/51332565.html
に。
[ MEMO: 写真の彼の最新記事がポール・ダンスのおばさんの話。写真がいい写真が。ひと月ほど前、老舗のクラブに出かけると、舞台には今まで演目になかったポール・ダンスが加わっていた。 ]
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