Monday, February 25, 2013

Weekly fotolog 東アジアは停看聴 / 20130214 - 20130224 春節

今年の春節で残念なことだったのは、廈門時代の同僚とお目にかかれなかったこと。どうもあちらの家庭の事情のようです。苗栗にある彼の嫁さんの実家、畑の中の農家で自家製米を口にできると思っていたのですが......そのかわり友人の建築家が新年の家族会食会に招待いただいた。ありがたいことである。

もう一つは元宵節、小正月、正月最後の日に八家将の行列に出くわしたこと。台北に隣接する三重には、八家将で有名な廟会がいくつもあるものの、市内ではトンと見受けられない。今年の元宵節は台北市内も一寸様変わりでした。

February 14, 2013 

 

Taipei, Chinese New Year: New Year the third day, my architect friend, mr.He invited me to a banquet at Japanese style restaurant near by Beitou hot spring

台北・春節:初三、正月三日、友人の建築家が食事の宴席に誘ってくれた

台北は三方を山で囲まれている。山といっても小高い丘のような山。地形的に京都と似ているかもしれない。その北側の山間に温泉が湧き出ている。ちょうど嵯峨野街道を入り込んでいくとそこに源泉が湧き出ているようなものだ。

こ の辺りにはかつての歓楽街、有名な北投温泉がある。大きな丸テーブルを囲んで食べて飲んで侍らせて、流しが呼ばれ、気が向いた方々は個室でお湯を浴びなが ら一休みする。しかしそれも過去のこと、今では家族そろって温泉を楽しむ。山登りをし、温泉で汗を流し、一同で食事を楽しむ。台北からの交通の便はいたっ て良い。新都市交通が足元まで用意されている。時間にして三十分。
北投まで行かずとも山間に幾つもの温泉地。その一つが先日の会食の場所。建築家の親戚と親しい友人を集めての食事会だった。親族の若者たちは、彼に 呼ばれては杯を受けては一気飲み、座に向かって一人ひとり挨拶と酌を交わす。大昔は私もそんなことをさせられたものだが、今そんなことをしたらぶっ倒れる までだ。

宴席が終わった。建築家の彼は腹ごなしに山越えをしよう、徒歩で山を越えよう、超えて北投までいこう。大丈夫か?できるか?膝に 問題はないか?勿論私は即答する。「大丈夫」。内心不安である。このところのストレッチ・エクササイズが効いているなら「大丈夫」、だめなら…やってみな ければわからない。出かけることにした。

懐かしい道のりだった。昔この辺りを、今は中風で身体がママならない知人が、ジャグァーを馳せて 案内してくれた道中である。山間の風景に変わりはない。私たちを追い越していくサイクリング車、ジョギングの夫婦、温泉の源泉地を見下ろしながら山を下っ て北投に入った。足の疲れも膝にも問題は出なかった。丁度日が落ち、お腹もこなれ、地下鉄で帰路に着いた。

本来なら初二に、初二はお上さんが老家、故郷に帰宅が許される日、新竹に住む廈門時代の同僚のお上さんのお宅で、畑の中の農家で美味しいお米が食べられたはずだったのだが…それを帳消しにしてくれた一日でした。感謝感謝

Tags: 201302 Taipei 台北 北投


February 17, 2013

Taipei : To buy some foodstuffs for pot dishes tonight at open-air market.台北:正月も八日目 賑わいを取り戻した青空市場数日前からケータイは今日は晴れ、今日は晴れといっている。布団カバーとシーツを洗濯せねば…朝起きると曇り空です。朝食にお粥をと準備していると日が射して来ました。洗濯機にぶっこみます。夜は鍋、そう決めていたので市場に買出しに出かけます。にぎやかでした、とても。昨夜、切れた薩摩芋をと市場に来てみると、空っ風しかおりません。今日は陽射しがあって、暖かで、にぎやかで、市場日和です。鍋用に芋頭、あげ豆腐、ガンモドキ、魚丸を手に入れました。人でごった返した市場の路地、杖をつくオバーちゃんに出くわすと動きが滞ります。私の後ろの方々もそれに習えです。スクーターも立ち往生。奇麗に化粧したお嬢サンが、小型カメラで肉の塊、臭豆腐の煮込み、山積みされた果物の山にレンズを向けています。聞こえてきたおしゃべりは日本語。路地の中央に位置する文昌廟あたりは若い連中が熱心に拝拝しています。いつもの風景とはいえ、いつ見ていても飽きない青空市場です。一軒の出店、ボードには茡薺丸 (水栗、菱の実)純肉貢丸 (肉だけの団子か)芹菜丸 (セリ菜) 香菇丸 (きのこ)今夜の鍋にと思ったのですが、すでにあげ豆腐、魚丸を購入済です。またの機会に… 

Taipei : To buy some foodstuffs for pot dishes tonight at open-air market.

台北:正月も八日目 賑わいを取り戻した青空市場

数日前からケータイは今日は晴れ、今日は晴れといっている。布団カバーとシーツを洗濯せねば…朝起きると曇り空です。朝食にお粥をと準備していると日が射して来ました。洗濯機にぶっこみます。

夜は鍋、そう決めていたので市場に買出しに出かけます。にぎやかでした、とても。昨夜、切れた薩摩芋をと市場に来てみると、空っ風しかおりません。今日は陽射しがあって、暖かで、にぎやかで、市場日和です。鍋用に芋頭、あげ豆腐、ガンモドキ、魚丸を手に入れました。

人 でごった返した市場の路地、杖をつくオバーちゃんに出くわすと動きが滞ります。私の後ろの方々もそれに習えです。スクーターも立ち往生。奇麗に化粧したお 嬢サンが、小型カメラで肉の塊、臭豆腐の煮込み、山積みされた果物の山にレンズを向けています。聞こえてきたおしゃべりは日本語。路地の中央に位置する文 昌廟あたりは若い連中が熱心に拝拝しています。いつもの風景とはいえ、いつ見ていても飽きない青空市場です。

一軒の出店、ボードには

茡薺丸 (水栗、菱の実)
純肉貢丸 (肉だけの団子か)
芹菜丸 (セリ菜) 
香菇丸 (きのこ)

今夜の鍋にと思ったのですが、すでにあげ豆腐、魚丸を購入済です。またの機会に…

Tags: 201302 Taipei street market 台北 青空市場


February 19, 2013


Peeps the worshipers of Xingtian Temple at Taipei.

台北:行天宮の参拝風景を脇から覗く

台北の人々が多く参拝するこの行天宮、実はけっこう最近、1968年にこの地に移転している。いつ来ても賑わいがあり、近くを訪れたときは覗くのが習いとなっていた。

久しぶり、五年近くお目にかからなかった廈門時代の同僚が上海から台湾に帰国中、ということで会食をした。行天宮近くのベトナム料理屋で長々話をし、わかれたあとにでかけてみる。

老若男女、とくに若い連中が目に付く。列をなし、お払いの順番を待って、信者の方々から線香で身体を清めてもらっている。脇ではお経に目を通している方も。観光地にもなっているとはいえ、みな熱心で真剣で大声で騒がしくしている連中の姿もない。フットする風景でした。

Tags: 201302 Taipei Xingtian Temple 台北 行天宮


February 20, 2013

Taipei : Test-taker wishes the success of the college entrance examination and hangs a small wooden prayer panel on the columns of the temple. (photo : Feb 17, 2013)台北:文昌宮の祈願札は試験間近で鈴なりに地下鉄雙連駅、青空市場の中央に位置している文昌宮は、このところ若者の姿が目に付く。受験シーズンです。こちら台湾でも検定試験、大学学科能力測験でまず自分の学力が測定される。そこでどこ辺りに挑戦するかの目安を図る。願書を11月に提出し、1月末から2月初めにかけて試験が実施されるらしい。大学の入試は国立、市立、私立でかなりばらばら。大体が三月初めから四月下旬までとのこと。丁度今が盛り。文昌宮前の公園、といっても地下鉄の上に設えられた線状公園、そこに受験生は一人で、友と、仲間たちと、親と、そして予備校の講師は生徒たちを引き連れ、それものぼりまで用意して集団で拝拝をする。大声を出して祈願の方法を説いている姿はユーモラスである。そして正門の脇の柱には祈願札が巻きつくことになる。門柱が傷つかないよう、祈願札が掛けられるよう、ちゃんとステンレスの柵がある。ここの文昌宮、台北では孔子廟・龍山寺と並び称される合格祈願の参拝拠点なんだそうだ。若者たち、がんばっておくんなさいな。参考までに以前掲載の記事と写真はこちら… (via “a Cup of Asian-Tea 台北:何事も神頼み - 文昌宮の祈願札” Sunday, June 24, 2012)

Taipei : Test-taker wishes the success of the college entrance examination and hangs a small wooden prayer panel on the columns of the temple. (photo : Feb 17, 2013)

台北:文昌宮の祈願札は試験間近で鈴なりに

地 下鉄雙連駅、青空市場の中央に位置している文昌宮は、このところ若者の姿が目に付く。受験シーズンです。こちら台湾でも検定試験、大学学科能力測験でまず 自分の学力が測定される。そこでどこ辺りに挑戦するかの目安を図る。願書を11月に提出し、1月末から2月初めにかけて試験が実施されるらしい。大学の入 試は国立、市立、私立でかなりばらばら。大体が三月初めから四月下旬までとのこと。

丁度今が盛り。文昌宮前の公園、といっても地下鉄の上に設えられた線状公園、そこに受験生は一人で、友と、仲間たちと、親と、そして予備校の講師は生徒たちを引き連れ、それものぼりまで用意して集団で拝拝をする。大声を出して祈願の方法を説いている姿はユーモラスである。

そして正門の脇の柱には祈願札が巻きつくことになる。門柱が傷つかないよう、祈願札が掛けられるよう、ちゃんとステンレスの柵がある。

ここの文昌宮、台北では孔子廟・龍山寺と並び称される合格祈願の参拝拠点なんだそうだ。若者たち、がんばっておくんなさいな。

参考までに以前掲載の記事と写真はこちら… (via “a Cup of Asian-Tea 台北:何事も神頼み - 文昌宮の祈願札” Sunday, June 24, 2012)

Tags: 201302 Taipei Wenchang Temple 台北 文昌宮


February 22, 2013

Taipei : A fruit shop at the open market, handily closed up his small shop. (photo : Feb 22, 2013)台北:店仕舞素食屋で食事を終え、超市商場・スーパーでちょこっと買い物をし、公園通りの青空市場の路地をぶらぶらしながら帰路に着きます。夜七時過ぎ、この時間に出ている屋台はほんの二三軒だけです。一軒の果物屋が片づけをしていました。店仕舞です。ここは屋台ではなく、小さな間口と奥行きのない、それでいて屋台と並んで商売をしています。屋台は仕舞い方が重要。小分けにした商品を、一人で運べる重さに仕分けて棚に並べたり、リヤカーに積めるよう要領よく按配すること。一人で片がつけられること。脇で見ていて、なるほどと感心させられました。小型トラックの荷台いっぱいに温室トマトを山積みしているお店。いつも遅くまで路肩に止めています。「一斤ね」とわたし、こちらで一斤は500グラムを意味します。「二十五塊吧」、25元にしとくよとオネーサン。馴染みですから、他に客もいませんので五元おまけしてくれました。わたしは「好的」、あいよと返事。サラダにサンドウィッチに、たまに素食のラーメンの具に、これで一週間持ちます。部屋に戻り、念入りに洗い、熟し加減を確かめます。四分の一は熟れ過ぎです。早めに食さねば…

Taipei : A fruit shop at the open market, handily closed up his small shop. (photo : Feb 22, 2013)

台北:店仕舞

素食屋で食事を終え、超市商場・スーパーでちょこっと買い物をし、公園通りの青空市場の路地をぶらぶらしながら帰路に着きます。夜七時過ぎ、この時間に出ている屋台はほんの二三軒だけです。

一 軒の果物屋が片づけをしていました。店仕舞です。ここは屋台ではなく、小さな間口と奥行きのない、それでいて屋台と並んで商売をしています。屋台は仕舞い 方が重要。小分けにした商品を、一人で運べる重さに仕分けて棚に並べたり、リヤカーに積めるよう要領よく按配すること。一人で片がつけられること。脇で見 ていて、なるほどと感心させられました。

小型トラックの荷台いっぱいに温室トマトを山積みしているお店。いつも遅くまで路肩に止めていま す。「一斤ね」とわたし、こちらで一斤は500グラムを意味します。「二十五塊吧」、25元にしとくよとオネーサン。馴染みですから、他に客もいませんの で五元おまけしてくれました。わたしは「好的」、あいよと返事。サラダにサンドウィッチに、たまに素食のラーメンの具に、これで一週間持ちます。部屋に戻 り、念入りに洗い、熟し加減を確かめます。四分の一は熟れ過ぎです。早めに食さねば…

Tags: 201302 Taipei open-air market 台北 青空市場


February 23, 2013

Taipei : The ups and downs of life台北:人生的酸甜苦辣 - 人生の浮き沈みtumblr blog でフォローしている方の投稿写真から。写真には「譯序 人生的酸甜苦辣」(翻訳にあたって 人生の浮き沈み)とあります。翻訳者はどんな本を訳したのでしょうか。伺えるのは日本語の本からと見えました。「ひと通り、味あわせてもらった気がします・・・・繁体字ってやっぱり好きデス♥」この方が”味あわせてもらった”のは、恐らく、人生の”酸・甜・苦・辣”をさしておいでなのでしょうが、”人生の浮き沈み”という意味でもわたしは一通り味わってきました。翻訳者が何を訳し、どんな文章を書いたのか知りたくなってしまいました。それと繁体字のもつ”カンジ”はわたしも好きです。初 めて中国語を学習したのは台湾でです。もう三十数年前のことです。国語日報という、正しい中国語を学びましょうと、子供向けの新聞を発行している新聞社が 主催している学校でいっとき学びました。半年間、発音練習と漢字の読み書きに明け暮れます。いまさら明治時代の漢字を学んでどうなるんだい、よくわからな い注音符号なる発音記号なぞくそくらえだと、当時は思っていました。よく我慢したものだと思います。その漢字は繁体字でした。おかげで、中国語の発音だけは台湾人らしい、初見の方に外国人だとは思われないくらいに上達しました。まあ、一寸話し続けると、怪訝な様子でわたしの話を聞いておりましたから…化けの皮が剥がれますね。そ の後中国廈門で仕事をします。その際、私の一見可愛らしいものの小生意気な助手に大陸の中国語を学びます。簡体字の中国語です。可愛らしい割りに実に厳し く教え込まれました。簡体字も読み書きできるようになります。今ではローマ字ピンイン(拼音)で中文を打っています。コンピューターに向かうとピンインの ほうが打ちやすい。しかし”カンジ”は繁体字ですね。表意文字(人によっては表語文字だといいます)の代表です。歴史が違います。今日のお話は中国語学習の”酸・甜・苦・辣”でした。
iceaqua:

ひと通り、味あわせてもらった気がします・・・・
繁体字ってやっぱり好きデス♥

Taipei : The ups and downs of life

台北:人生的酸甜苦辣 - 人生の浮き沈み

tumblr blog でフォローしている方の投稿写真から。写真には「譯序 人生的酸甜苦辣」(翻訳にあたって 人生の浮き沈み)とあります。翻訳者はどんな本を訳したのでしょうか。伺えるのは日本語の本からと見えました。

「ひと通り、味あわせてもらった気がします・・・・
繁体字ってやっぱり好きデス♥」

この方が”味あわせてもらった”のは、恐らく、人生の”酸・甜・苦・辣”をさしておいでなのでしょうが、”人生の浮き沈み”という意味でもわたしは一通り味わってきました。翻訳者が何を訳し、どんな文章を書いたのか知りたくなってしまいました。

それと繁体字のもつ”カンジ”はわたしも好きです。
初 めて中国語を学習したのは台湾でです。もう三十数年前のことです。国語日報という、正しい中国語を学びましょうと、子供向けの新聞を発行している新聞社が 主催している学校でいっとき学びました。半年間、発音練習と漢字の読み書きに明け暮れます。いまさら明治時代の漢字を学んでどうなるんだい、よくわからな い注音符号なる発音記号なぞくそくらえだと、当時は思っていました。よく我慢したものだと思います。その漢字は繁体字でした。
おかげで、中国語の発音だけは台湾人らしい、初見の方に外国人だとは思われないくらいに上達しました。まあ、一寸話し続けると、怪訝な様子でわたしの話を聞いておりましたから…化けの皮が剥がれますね。

そ の後中国廈門で仕事をします。その際、私の一見可愛らしいものの小生意気な助手に大陸の中国語を学びます。簡体字の中国語です。可愛らしい割りに実に厳し く教え込まれました。簡体字も読み書きできるようになります。今ではローマ字ピンイン(拼音)で中文を打っています。コンピューターに向かうとピンインの ほうが打ちやすい。しかし”カンジ”は繁体字ですね。表意文字(人によっては表語文字だといいます)の代表です。歴史が違います。

今日のお話は中国語学習の”酸・甜・苦・辣”でした。

iceaqua:
ひと通り、味あわせてもらった気がします・・・・
繁体字ってやっぱり好きデス♥



February 24, 2013

 
 

Today is 元宵節. It is a day to eat 湯圓, look at a march of 八家将軍, and fly up a lantern.

台北:今日は元宵節 湯圓を食し 八家将の行列を眺め ランタン祭りで天灯を揚げる…

元 宵節は農暦一月十五日。この日までは正月気分、昔は子供たちも賭け事を許され楽しんだりしたそうだ。湯圓、団子の水煮を食し、廟会が開かれ爆竹が先導する 八家将の列を眺める。最近になって、天灯を、紙の風船に願いを書き込んで空に放つランタン祭りが元宵節の催しに加わった。

今年の春節は、 家の近く、中山北路辺りの様子を変えていた。並木がイルミネーションで飾られ、民生西路と中山北路に挟まれた地区、爆竹はなかったものの八家将の列が練り 歩いた。表通りに始まり、細い裏路地にまで入り込んでいく。大人たちに混じって数多くの少年の姿が目に付く。昇り旗には少年轎班會とあった。

廟 会は青少年育成の場として利用されてきた。参加する青少年たち、家庭内の不和から飛びだした者、学校で先生からオマエなぞもう授業に出なくていいといわれ た者、社会から後ろ指を指された者たちの最後の安住の地であったという。要は不良の溜り場である。それゆえ八家将を舞うために飲まず喰わずで鍛えられ耐え てきたという。

彼らの日常を紹介した記録映画を見たことがある。指導者、といっても二十代前半の青年が、土生土長、この地で生まれこの地 で育った八家将を絶やすわけにはいかない…と真剣なまなざしで語っていた。「土生土長」、私はこの言葉が好きである。台湾のどこにでもこの「土生土長」の 民俗は残されている。それゆえ台湾は面白いのだ。

今でこそ、八家将は台湾伝来の民俗文化として評価され、その出し物は一流の劇場で演じられるほどになった。しかしどこか泥臭ささというか、もともとの精神風土のもつなにかが消えてしまっている気がした。
 

No comments: