Monday, November 28, 2011

牛糞と活きる

牛糞がバイオマスとして活かされている話は聞いていましたが、西域チベットに牛糞と切り離せない生活をおくっている一家がいました。

昨夜放映された番組、いかに彼らが牛糞を活用して生活しているかを記録した「牛糞」。この地の冬は零下四十度。雨はなし。あたり一帯は樹木が見当たらない高度三千メートル以上の高原。牛の種類はなんでしょう、ヤクでしょうか、百頭をくだりません。家族の生活は糞集めから始まります。女子供の仕事です。糞は集められ、山積みされ、いろいろな用途に使われます。

燃料はもちろん薪代わりに、高さ二メートルにも及ぶ囲いに、家の外壁の材料に、倉庫に、食料庫に、犬小屋に、牛の角と組み合わせて蓋に、子供たちの遊び道具・ソリに、彫刻に・・・。生活に必要なものはほぼすべてが牛糞で。面白いのは壁を仕上げる鏝に凍結した氷片を使う、水っ気がちょうどいい加減なんでしょう。乾燥と厳寒とが可能にしているんですね。なかなか面白い番組でした。演出は台湾人の監督です。 [burikineko]

Sunday, November 27, 2011

《不一樣的月光》 泰雅導演談心路歷程



《不一樣的月光》 泰雅導演談心路歷程 20111125 (by taiwanindigenoustv)

高砂義勇兵の慰霊を弔う日本人

原住民族電視台に「原視台・新聞雑誌」という番組があります。そこで台湾で軍籍のあった一人の日本人を紹介していました。かれは高砂義勇兵とともに南太平洋で戦った方です・・・

今月17日、再度台湾を訪れたこの方、私財を投げ打って高砂義勇軍の同胞の慰霊を治める旅をしているそうです。南太平洋で、義勇軍の連中、なかには霧社事件の高山初子・高彩雲さんの弟がいました、先立った彼らの認識章を持ち帰り、遺族に送り届ける、その中には台湾原住民の方たちもおいででした。生き残った方のもとにも立ち寄り、年老いた身で、96歳だそうです、達者な中国語で語りかけておりました。
私のような戦後世代にはなかなか理解できないでいる太平洋戦争、個人でその総括をされている。テレビの中で、「今日が終わりました。これで明日死んでも本望です」「来年くることができたらそれもそれでいいです」。レポーターが意地悪な質問を奥様にします。「六千万も七千万も使ってしまうご主人を恨んだことはありませんか?」もちろん答えは「いいえ、まったくそんなことはありません」「兄弟姉妹も同じ意見です」。番組ではこの方のことを「原民情」と呼んでいました。

日本ではほとんど死語になっているあの時代のことを、ここ台湾で見直されている。外省人からの発言、本省人の記録、原住民の語らいから。「你不知道的台湾」、まだまだたくさんありますね。
[burikineko]

タキシードで勇士の舞を踊ると・・・

昨日かな、金馬奨(Golden Horse Price)の選考があって「賽德克.巴萊」が作品賞と技術関係の奨を総なめ獲得しました。授賞式の前でしょうか、レッドカーペットを「賽德克.巴萊」代表団四十名が原住民の勇士の舞を踊りながら行進したんです。男性はみなタキシード、先頭には主演の三名が、ひじを立て上下に振りながら、足は大地を踏みしめながら踊る・・・
いつもは民族衣装を纏っての映像しか知りませんでしたが、黒のタキシードの一団が激しく踊る様は壮観そのものでした。俳優さん、みんな臥体がいいですから見栄えもいい。きっとYoutubeにあがっていると思います。興味のある方は探してみては。(見当たりませんね・・・)

その昔、かみさんの学友の結婚式に参加しました。彼女は藤純子と義理の姉妹関係。参加者には東映やくざ映画の俳優勢ぞろい、黒のタキシード、ちょっと誤解してしまいそうな一団が参加していました。そのときもアー俳優っていうのは見栄えがいいなー、やはり高倉健は違うなー、端役といえども違うなーって印象でした。 [burikineko]

Friday, November 25, 2011

伊莎貝爾 你會囘臺灣嗎

美国の一人の少女が実の母親を探しています。生まれは台湾。貧困家庭に生まれ、幼少時に里親に売られ、そこでの虐待がありました。成人になった彼女は、たとえ自分を手放した母親であっても会いたいと願いCNNで実の母親を探したいと語ります・・・

報道の加熱、かつて人身売買があった、幼児虐待の法的処置・・・それを知った彼女は動くに動けなくなったようです。再び幼いころの精神的苦痛を再現させられようとしています。

先日見た韓仏合作映画【等待回家的日子】、大人の身勝手から孤児院に入れられた話もそうですが、子供の目から世界がどう映っているのか、立場を換えて考えてみたい、ニュース報道を見ながらそんな感を受けました。 

[burikineko]