Thursday, April 5, 2007

[廈門・300日] F1フリーク

私はF1フリークであります。人からは、車がくるくる回っているだけで何が面白いの?と聞かれます。F1はサーカスにたとえられ、あちこち転戦しながら一年間を戦います。コースも違えば、レースの進捗につれて戦い方も変わってきます。ドライバーだけが目立つようですが、完全なチームワークが必要になります。マシンは機械ですし、その精密さはなかなか奥が深いといいます。

今年もすでに開幕戦を終え、今週末はマレーシアのセパンが戦場となります。開幕戦ではフェラーリが優勝しました。私の嫌いなチームです。昨年で私の嫌いだったドライバー、ミハエル・シューマッハが引退し、代わりにフィンランド人の若造とブラジル人の若造がステアリングを握っています。このフィンランド人、フィンランド人のF1ドライバーというのが結構多いのですが、アイスマンとも呼ばれています。トップガンにもそんな名前の戦闘機のりがいましたが、表情を変えない、話す英語が東北弁っぽい。抑揚なく話します。そのくせウォッカをがぶ飲みするそうです。

なぞなぞ、レース以外についてくる話がまた面白い。昨年ミハエルがベルギーのスパフランコルシャンのレースで、佐藤琢磨という無謀ドライバーに追突され、頭に来て琢磨のヘルメットを叩いたとか叩かなかったとか、そんなことも話題にされるのがF1サーカスです。今年は何が起きるのか、楽しみであります。

ここまで書いたところで携帯が鳴りました。話があるから出てこいと、総経理二人と長々話、結局、日本時間で翌日帰宅と相成りました。しかし総経理というのは気苦労が多いようです。私のように画を描きアイデアを練る、なぞ美しい仕事とは縁が遠い。うらやましがられますが、それでも彼ら、どう仕事をこなしていくか、真剣に話をしていました。コーヒーショップの隣の席には、日本人の若い女性が、これもまた長々と話を続けておりました・・・。

[ 写真: F1スポンサーの一企業にTAGHeuer。公式記録をとっています。このTAGHeuer、人によっては合併する前のHeuerが懐かしいという人も多く耳にします。 ]

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