Saturday, October 9, 2010

[台北] 時が刻んだもの 時とともに消えたもの

TPadで送られてきた電子書籍を読む

・久しぶりに厦門の姐姐からショートメールが届いた。「ジジイ 身体の調子どうなのよ」 「老頭子、最近身体好嗎(口+馬)?」 [lǎotóuzǐ、zuìjìn shēntǐ hǎo ma?] [ㄌㄠˇ ㄊㄡˊ ㄗˇ、ㄗㄨㄟˋ ㄐㄧㄣˋ ㄕㄣㄊㄧˇ ㄏㄠˇ ㄇㄚ˙?] 。彼女流の心のこもった問いである。
日本の老友からも同様なメールをいただいている。ブログ更新なし、メールの返事なし、心配していただいている。時を経ても何らかの形で繋がっていることに、感謝したい。

・かつてのMac仲間からメールが届いた。ご一緒にMac本を作成させていただいた方からだ。そのホンがPDFの電子書籍になって蘇っていた。「Machintosh Desktop Architecture Guide - Macで建築を考える」の電子版。紙の印刷物からデジタルデーターに。1992年出版だからまだ二十年たっていない。なにか大昔のような気がしていたのですが。お疲れ様でしたiGaさん、感謝です。
このとき書いた「アイデアプロセッサとしてのMac」という考え方はいまだ変わっていないですね。もちろん「Mac」を「PC」に「スマートフォン」に「タブレット」に置き換えてもいいんですけど。

・F1日本グランプリが鈴鹿で始まった。1994年の春先英田を、そして秋に鈴鹿を訪れた。しかし春に目にした一人の男が秋には姿を消していた。アイルトン・セナの死。

・フェルナンド・アロンソ(F1ドライバー)「昨日の夜遅くに鈴鹿に到着して、すぐに衝撃を受けた。多くのF1の人間に人気がある伝統的なイタリア料理店の“カンパネッラ”がなくなっていた。90年代にカートのレースで初めて鈴鹿に来たときからそこに行っていたので残念だよ。今と同じホテルだったし、このサーキットのたくさんの良い思い出がまさにその最初の経験と結びついている」 http://goo.gl/2Eim

・むかし、小田急デパート地下から千疋屋が消え、代わりにおいしいケーキ屋がはいってきた。クリスマスが近づくと千疋屋にかわってこの店でケーキを買い、事務所のスタッフと口にしていた。翌年も同様にその店で購入して戻った。ところがスタッフいわく、「最近この店はやらないんですよ、今は○○のケーキが一番ですよ」。私に流行廃りは縁がない、おいしいかどうかなのだ。これでは店は育たない。老舗とは店と客が一緒に作り上げてきたものでしょうに。

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