Thursday, October 23, 2008

[廈門] 悲喜相継-"Tamally Maak"


完全にアラビック・ミュージックにハマった。

"Baadima"などBuddha Barシリーズに収められている曲はいわゆるエキゾチック音楽。そのなかに収められているアラビア音楽はおおい。仏陀の説教を聴かせるもの、美しき自然の風景を背景に流れる環境音楽もあるが、アラビックは圧倒しているように見える。アタシはなじみの珈琲店のBGMを追っているうち、その中に入り込んでしまった。店に行くごとに新しい曲を手に入れ、そしてYouTubeを彷徨ってその虜になった。とはいっても、伝統的アラビックではなく、現代とミックスされている曲にだ。

ある日ある曲。その出だしがIshtarが歌って踊る"One more time"にやけに似ていた。
[ http://www.youtube.com/watch?v=5uu3WweK6RQ ]
曲名を聞き出し、家に戻って探し出し聞いてみると、アレンジされているとはいえ、同じ曲だった。エジプト人男性歌手Amr Diab、正式名Amr Abdel Basset Abdel Azeez Diab ( عمرو دياب‎ )の歌う" Tamally Maak (Always with You)"というその曲は、フラメンコギターにのせて軽快に奏でるchill out musicだ。
[ http://www.youtube.com/watch?v=i1A31LmO25A ]
どちらが元の曲なのかわからないが、YouTubeの中にはIshtarと同じ曲でインスツルーメントの、ベリーダンスを楽しむご婦人方のビデオもあった。

" Tamally Maak"は大ヒットを飛ばしたようで、中近東・東欧ロシアからマイ・ビデオが投稿されてもいた。Ivanaというブルガリアの女性歌手がロシア語で歌うものもある。
[ http://www.youtube.com/watch?v=m_27zc78VaM ]
あるビデオのコメントには、本来はイスラエルのダンス・ミュージックですよ、とあった。真偽のほどはわからない。しかし白眉はなんといっても曲に合わせベリーダンスを踊るビデオ・クリップではないか。
[ http://www.youtube.com/watch?v=JXaSIAZTeL4 ]
ただこのクリップ、残念なことに画面にイコライザーをかけていて、じっくり見たいベリーダンスがボケてしまっている。画面の右に出ている文字はビデオ製作者の名前のようだ。

また、Amr Diabの歌う" Tamally Maak"のビデオ・クリップにはメーキングがある。とても口の大きな美形が登場しております。
[ http://www.youtube.com/watch?v=yfpwaVKpaAY ]
[ http://www.youtube.com/watch?v=FOBAKSsdLaY&feature=related ]

[ MEMO: 余談だが、"وانا دائما معكم"のアラビア文字を消そうとしてバックスペース・キーを動かすが反応しない。おいおいどうした、と思ったが、そうか、アラビア文字は右から書き始めるのだ、バックスペース・キーで消すには、文字の左端にカーソルを持っていくのでは。初めての体験であった。世界は多種多様性にあふれている。何度もいうようだが、アタシの住むこの地では多種一様性の世界なのだ。それにしても、今、何故、アラビックなんだ、アタシは。 ]

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