Sunday, October 19, 2008
[廈門] 悲喜相继-老境 "Baadima"にシビれる
へんな妄想をしてしまった。もし映画俳優のアンソニー・クインが歌手だったらどんな歌いかたをしたんだろうかと。アクの強い顔つきと太い声の持ち主のメキシコ人。どこかの映画で、フェリーニだったかもしれない、大道芸人になってなんか声だしていたような気もするも、はるか昔のことで記憶は定かでない。しかしあの太く低い声でささやかれたら女性はたまらない気がするのだが。
そんな歌が馴染みの珈琲店で流されていた。あたしゃ好きなんだ、この曲なんてんだと店の女性に聞くと、えーこれがー、とセンスを疑うまなざしを浴びせられた。Elie Karamという歌手がささやくように、いやうめくように歌う「Baadima」。
いかなる素性の曲なのか。Wikipediaによると、どうやら「The "Buddha Bar" music series」というのに属するらしい。a compilation of 「lounge」 and「 chill out」 musicということでリラクゼーション系らしい。歌詞はおそらくスペイン語だろう。[YouTubeの画面の詩はそうだが、歌は違うなー。アラビア語か・・・]弦楽器とパーカッションのスローバラード。スケベそうなオヤジが薄暗いしょぼくれたクラブかなんかで身なりだけはバリッとして歌っている姿が思い浮かぶ。それともYouTubeに見るように男女の絡みの場面で流れるのも一興か。どちらにしてもIshtarにしろこの歌にしろ大人の曲だ。そういえばIshtarの「Comme toi」も "Buddha Bar"シリーズに入っていた。
アタシに今必要なリラクゼーションなんだろう。そう思わせるのは今の中国が若く元気すぎるからだ。
[ MEMO: 昨夜隣の部屋で漏水騒ぎが起こった。洗濯機を動かして出かけたらしい。そうしたところ洗濯機の蛇口が外れたらしい。あたしが食事をしようとローカに出ると、彼女の部屋のドア下から水がどくどくと流れだしている。ガードマンに伝え対処してもらう。仕事場から駆け付けた彼女、部屋の中を見て大声を出して騒いでいるのが聞こえてきた。 ]
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1 comment:
先日、アンソニー・クインさんの息子さんが亡くなられたニュースが届きました。48歳で心臓発作だそうです。ご冥福をお祈りいたします。
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