Thursday, April 19, 2012

厦門:何もかもが高値な厦門この頃

[ 濃霧の中のマンション群 ]

[ このメモを厦門から送ろうとしましたが残念ながらbloggerに接続できず投稿できませんでしたので台北に戻っての再送です ]

フェリー乗り場から定宿まではいつもなら徒歩で十分もかかりません。しかし今回は違います。厦門島の反対側にある飛行場からです。タクシー乗り場に並びました。車の窓にステッカーが。ガソリン値上がりでメーターに三元(日本円約五十円)を加えてください...。宿に着きます。

F1上海の予選を見終えてさて夕食をどうしようか、三明治(サンドイッチ)程度でいいだろうと買出しに出かけることにします。アンデルセンというベーカリーのチェーン店が向かいにあります。クロワッサンのサンドに鳥のささ身のサンド、〆て十六元、日本円で二百円ちょっと。決して安くはありません。

ついでに屋台の果物屋で林檎を買うことにします。「いくら?」とオネーサンに聞くと「(一斤)六元」、二個を秤にかけてオネーサン「七円五十銭、七円でいいよ」。日本円百円。いい値段ですね。昨夜のことです。 *台湾・中国の1斤は500g

今日の夕飯は昔の同僚の姐姐がご馳走してくれるというので精進料理を指定しました。湖畔沿いにある瀟洒なお店です。菜単(メニュー)をあっちこっちめくって定食だいや単品だと悩んで選んだ結果出てきたのは大きなお皿の料理。台北でセルフに慣れていた私には量が多すぎます。二人で百八十元。私が支払いをしようとすると彼女、安い安いといってカードで済ませます。日本円で一人千五百円近い値段です。

話には聞いていたこちらの物価上昇。生活必需品の、それも生鮮食品の値上がりには驚かされました。私が始めて厦門にやってきた当時には考えられない値がついていました。高度成長期の日本、バブル期の日本、それが一緒にやってきたのが今の中国なのでしょうかね。人心が乱れないようにお願いしますね。

写真は宿のテラスから見た風景。この靄ですからフェリーを動かそうにも一寸先は闇状態だったんですね。直通便に変えて正解でした。 [burikineko]

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