Saturday, April 21, 2012

厦門:裸の酒瓶は「打包」を


[ このメモを厦門から送ろうとしましたが残念ながらbloggerに接続できず投稿できませんでしたので台北に戻っての再送です ]

そういえばそうだったよね、というお話。

厦門の姐姐がお土産にと自分が働く貿易会社で扱っているぶどう酒を用意してくれました。オーストラリア産の白。最近の中国、ぶどう酒ブームだそうで、一瓶千元、日本円で一万二千円前後のものが飛ぶように売れているそうです。勿論なかには百元二百元なんていうのもあります。私が頂いたのは、彼女曰く、普通のもの。白は私の指定です。赤にはプロテインが多く含まれているというので愛好者が多いようですが、私はアレルギー気味なんです、赤は。

その昔、パリの裏通りにある瀟洒なプチレストランでムール貝と赤ワインを楽しんだ。その付けが腹下し。かなりひどかったためか、その後赤ワインに身体が拒否反応を起こすようになってしまいました。

厦門高崎空港で出国手続きを終え、手荷物検査をいていると、検査官が盛んに「この酒瓶は誰のですかー」と大声を出しています。あいあい私です。裸のビン類の持込は禁止だよ、下に行って「打包」 [dǎbāo](pack) してもらいなさい。エーとどこにいってどうするんですか?聞いてもよく分かりません。とりあえず女性職員が通関裏口ともいうカウンターに連れて行ってくれました。すでに出国した身分になっていますから、まずはパスポートを預け、代わりに大きなカードを受け取り首にかけ再入国、搭乗手続き窓口に並びます。ここで「打包」してくれるのかと思っていたんですが違うんです。

こんな客を相手にする場所がちゃんと用意してあって、梱包不十分だったりするとやはりここに立ち寄らされるらしい。ちゃんとダンボール箱大小があって、専用の保護材があって、専用のテープ架けがあって...梱包料料金は二十元。その箱を持って機内手荷物持込にと手荷物検査カウンターに向かうと、かの女性職員が駆け寄ってきました。違う違うこれを搭乗カウンターで預けるんですよ。またまた裏口入国。今度は無事終了です。ハー、分けがわからん。

しかし考えてみればそうだよね、って出来事でした。ハー。 [burikineko]

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