Monday, July 24, 2006

[廈門通信] 麗江・二人の健さん

[廈門・47日目] 麗江・二人の健さん
私は高倉健のファンであります。その昔、東映という映画会社が送り出した俳優の一人です。時代劇は東映という栄光が失われたときに登場した俳優の一人です。東映が選んだ路線は「任侠」という世界を描くこと。大成功でした。当時深夜映画というのがあり、週末の真夜中を映画館で過ごしたものです。今日は麗江の健さんについて。

この二枚の写真は、麗江で撮られた映画「単騎千里を走る」(「千里走単騎」 [qian1 li3 zou3 dan1 qi2]、前回どうやら私は「単騎走千里」と、日本語直訳をして紹介したようで・・・、訂正です)のチラシとスナップ写真。

一枚目のチラシは風邪で伏せていた麗江古城南門街の一角のホテルロビーに立てかけられていました。二枚目は納四族とトンパ文字の来歴なぞを紹介している撮影現場のお寺さんに飾られていた高倉健[gao1 cang1 jian4]のスナップ、周りの民族衣装を着た女性たちは納四族の人たちらしい。

監督が張芸謀[zhang1 yi4 mou2]、今や世界的映画監督として知られていますね。「赤いコウリャン」・「始皇帝暗殺」・「初恋の来た道」なぞなぞ・・・。高倉健と張芸謀、この写真で見るとよく似ている。張芸謀がなぜ高倉健を主役に選んだのか、興味深いですね。どういう関係かなー。興味深いですねー。

我が秘書嬢、二回も見たそうで、印象を聞いたところ、返事は「いいですね」だけだった。いいのか悪いのか・・・

ついでに。東映全盛時代の男優さんたち、ほとんどの方、近くで目にしております。私の先だった連れ合いの友人が東映プロデューサーの娘さんで、彼女の結婚式に駆けつけていたのが面々の方々。まるでやくざ映画を見ているかのようでした。みんなかっこよかった。田中邦衛ですら。

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