Thursday, February 3, 2011

[台北] Happy New Chinese Year!

[台北文昌宮の絵馬:2月3日撮影]
 
 今日は漢人に習います。春節。農暦の正月です。そして久しぶりにのぞく太陽です。昼前、街中の様子を見に外にでてみます。暖かい。少し歩くと薄いジャケットでも汗ばみました。しかしやはり私は日の光が好きです。足は昨日、除夕・大晦日の街角風景を見に出かけていましたので、正月はどうだろうかと比較観察することにしました。

家の近く、地下鉄双連駅には路地状に屋台街が出来上がっています。主に野菜果物の類が多い。肉や魚も並んでいる。伝統的なとか子供時代のとか書き記したボール紙を目にする屋台では懐かしいお菓子も売っています。色とりどりの丁字褲[dīngzìkù][ㄉㄧㄥㄗˋㄎㄨˋ](Tバック)は特価で100元なんていうのもあるんです。オバサンお兄さんオネーサン、掛け声賑やかに客を呼び込んでいます。老台湾、古い台湾を味わえる場所なのです。

昨日大晦日の昼過ぎ、ここはいつにもまして出店が多い。品数豊富で狭い路地は人で身動きが取れないほどです。正月の蓄えを用意してるのでしょうか。今日はというと路地は実にサッパリしていました。ホンの一部に人溜まりとその客目当ての飲食の屋台が出ていました。そこには文昌宮という廟があり、老若男女の方々が祈願にやってきている。お供えをし、線香を手にいろいろな神様に向かってお願い事をして回っている。たしか七つか八つの神様が祭ってあったと思います。祈願する人の顔は真剣そのもの、信心の深さが見て取れますね。

廟の大門の両脇に祈願を書き記した、絵馬が描かれているわけではありませんが、こちらではなんと呼ぶのでしょうか、小さな板に願掛けが書き込まれています。写真を撮っていると母親に「日本語が書いてあるよー」の話し声が聞こえてきました。探してみます。一枚だけではありません、何枚か見つけました。「...英語が好きになれますように...」連名です。兄弟姉妹なのでしょうか、こちらのアメリカンスクールか日本人学校に通っているのでしょうか。「...早稲田渋谷シンガポール校が合格できますように...」中学部の生徒らしい。中学部というと中学生なんでしょうね。

新年快楽です。私も含め皆さんの願いがかなえられる年になるといいですね。ではでは・・・

5 comments:

fumanchu said...

祝大家新年好。
日本で「絵馬」と称するものも、中国起源なのでしょうか。

burikineko said...

どうも違うようですね。日本オリジナル。神道、神社ので絵馬は始まってますから、道教な台湾ではなかった。

結局日本の風習がこちら台湾に移植されたものだと思います。

fumanchu said...

http://dehoudai.exblog.jp/15887707/

fumanchu said...

失礼ながら写真拝借。
昔の絵馬は神力で命拾いをした、といった「御礼」の絵馬が多いのに、現代の絵馬は「オネダリ」の絵馬が多い様な気がします。命拾いをすると神社に馬を奉納、なんてことがあったのかもしれませんね。

burikineko said...

すでに拝見しておりました。
わざわざご連絡ありがとうございます。