Sunday, September 27, 2009

[台北] 栄星公園の生態池


栄星公園に始めて訪れてから十ヶ月近くになる。そもそもは昼飯を食う場所でいいところがないだろうかということに始まった。緑を見ながら食するのは気分がいい。そして食後に公園のなかの池を廻る、ときにジョギング代わりに公園を早足で歩く。その途中途中で見かけた風景やらを手持ちの携帯電話デジカメで撮影していた。当然メモ代わりに過ぎない。しかし、なんといろいろな生き物と出会ってきたのか、実のところ驚きだった。
写真のデキの悪さは承知の上で知ってもらいたかったのは、脇を行き来する車、人ごみ、夜中まで煌々と輝く光の渦、そんなことお構いなしで自分たちの世界をもっている生き物たちがたくさんいたことでしょうか。

[シリーズ・栄星公園の小動物]
さて、栄星公園の小動物シリーズ、今まで溜め込んでいた写真から紹介しましたが、いよいよネタ切れです。とりあえずこの辺でいったんお休みします。
また、日本からは葉山のヒゲオヤジさんに観察の指南を、台湾ではアコギタの達人から激励の言葉をいただきました。ありがとうございました。
なおこの栄星公園の大きさを間違えて紹介してしまいました。訂正します。370mx120m、周囲約1kmが正解です(専門家でありながらこのザマですわ)。公園の中の生態池、わずか100mx20mに過ぎません。いくら周りを樹木に囲われているとはいえ、そんな小さな池の周りでこれほど多くの小動物に合えるなぞ想像もできませんでした。burikineko

栄星公園の小動物 - 鷺
栄星公園の小動物 - 鮒モドキ
栄星公園の小動物 - 松鼠
栄星公園の小動物 - こち亀
栄星公園の小動物 - 牛蛙
栄星公園の小動物 - シロガシラ(白頭翁)
栄星公園の小動物 - 白鷺
栄星公園の小動物 - 蝶蝶
ほかに
栄星公園の由来
栄星公園の夜咲き睡蓮 / ミゾゴイ(麻鷺)
栄星公園の白睡蓮

Saturday, September 26, 2009

[台北] 栄星公園の白睡蓮


白睡蓮 [báishuìlián] 。

大きからず小さからず、色合い染まらず、清楚にして気品あふれる。
女性にたとえて中国語で ”清秀” [qīngxiù] か。

別世界の花ですね。

Friday, September 25, 2009

[台北] 栄星公園の小動物 - 胡蝶


胡蝶 [húdié]、中国語では虫偏に胡と書く。そのほうが蝶の雰囲気がでていると思う。

台湾は太平洋プレートが陥没した際取り残された島だといわれている。小さいわりに四千メートル級の山々が連なっている。平地から高山まで、変化に富んだ生態系が残された所以だという。おかげで希少種の生物の宝庫となった。蝶々などは日本からも多くの人たちが観察に出かけてくるらしい。

ここに掲載した蝶がどんな種類のものなのか、特殊な蝶なのか、残念ながら私に知る由もない。生態池の泥沼に羽を休めていた。(いや休めていたのか、沼の中に管を押し込んで何かを探していたのか分からないが)

この調子で台北じゅうの公園や河原を探訪してみたらさらに新しい出会いがあるかもしれない。さらに一歩里山に足を踏み入れれば、もっと目を見張るよな生き物との出会いがあるやも知れない。

いやいやそういえば夏場に台北の西にある新竹という開発計画地を見にいったときには本当に驚いた。草むらに足を踏み入れると、なんと太さが十センチはあろうという蛇の昼寝に出くわした。双方驚きあってそそくさとお別れしましたが。都会育ちには何もかもが新鮮な台湾であります。

Thursday, September 24, 2009

[台北] 栄星公園の小動物 - 白鷺


白鷺。こちらでは”白鷺鷥”と書くそうだ。

台北市は西に淡水河、北に基隆河と比較的大きな川がある。MRT(新都市交通鉄道)で河を横切るとき、車で 沿って走るとき、川岸にたくさんの白鷺の姿を見かける。道路わきの欄干に留まっていたりもする。栄星公園で見かけた白鷺、きっと基隆河あたりから餌を探しにやって来るのだろう。ミゾゴイと違い、こちらはかなり用心深い。接触距離は撮影に要した程度まで。ほぼ十メートル。

あまりお会いできないが、白鷺のほかにも青灰色の羽を持つゴイサギのつがいもやってくる。ファインダーに収められなかったのが残念だ。

Wednesday, September 23, 2009

[台北] 栄星公園の小動物 - シロガシラ(白頭翁)


タイワンシロガシラらしい。こちらでは白頭翁と呼ばれている。英文名 Chinese Bulbul とは面白い。何を由来につけたのだろう。

ヒヨドリの仲間。畑の作物などを食い荒らすということで評判はよくない。ここ栄星公園は都会のど真ん中、荒らそうにも畑などない。では何を食っているのだろう。やはり野鳥観察は山里まで出かけないといけない。台北市は三方を山に囲まれている。観察には絶好のロケーションだ。運動にもなるしと山歩きに誘われるが今となっては膝頭に自信がない。

しかし台湾に来て自然観察なぞ思いもよらなかった。今となっては手遅れだが、少しはましなデジカメぐらい用意できていれば。それと夜間観察用に赤外線スコープも。

Tuesday, September 22, 2009

[台北] 栄星公園の小動物 - 牛蛙


例年春先の千葉勝間にある棚田の水田では、明け方大声を上げながら山から下りてきて交尾にいそしむ土蛙の奇声に閉口したものでした。

ここ春先の栄星公園生態池でも蛙の産卵が見られるかと思いきや、池に気配が感じられません。おたまじゃくしの姿すら見つけられない。何故でしょう。そうある日見かけたのがウシガエル、牛蛙です。さすがに大きいですね、二十センチ近くありそうでした。

中華料理店で出てくる蛙は牛蛙ですね。そもそも米国から輸入し、今は調理用に養殖している。市場で買うこともできる。これ等が何らかの理由で食卓から逃れてきているようです。在来種の蛙と違い、彼らは肉食、池の主が牛蛙になると、台湾原生の蛙はみな食われてしまう、台湾蛙の脅威となってしまっているようです。

生態系荒らしの元凶です。生態池の大きさからいっても牛蛙は大きすぎる。原生の台湾蛙を目にしてみたい。

[昨夜、池のふちで二羽のミゾゴイがひたすら餌を待ち続けていた。傍らの芝生の広場に一羽、タダ佇んでいる。しばらく見つづけていると、餌を待つ一羽に梢から飛び込んできた一羽がじゃれあっていた。これで四羽、親鳥二羽に雛が三羽いたのであと一羽いるはずだが・・・]

Monday, September 21, 2009

[台湾] 緊急時の安全に関するテスト放送の実施


昨日、午後と夜の二回、台湾のFM放送局から日本語が流れた。まず女性の声で中国語、続いて日本男性が日本語で放送の趣旨を述べていた。わたしはラジオを持っていないので、携帯電話からこの放送を受信して神妙に聞いていた。当地にやってきた際、在留届を提出し、その際携帯電話番号とメールアドレスを記入しておいたゆえ、何かと交流協会は心配してくれている。H1N1のときもそうだった。中国でパスポートの更新をした際にも在留届をだしてくださいと話があったものの、知らん振りしていたが、いろいろなメールサービスが受けられるなら、特に彼の地では役立つかもしれない。長期逗留の方も、旅で立ち寄る方もメモされておかれるとよろしいのでは。(まあ管理される側に立つことになりますが・・・それはそれで)

[携帯電話でラジオを聴くには、音声出力ジャックにイヤフォーンをさしていなければならない。面倒だが今後常時持ち歩かないと。いまどきの携帯にはインターネットラジオという便利なものもあるのでそれを利用してもいい。ただ海外での3G接続はそれなりの出費を覚悟しなければならないし、WiFiはどこでもというわけにいかない。]

交流協会台北事務所からのお知らせ
緊急時の安全に関する「日本語放送」のテスト放送の実施について

1999年9月21日に発生した台湾大地震の経験を踏まえ、交流協会台北事務所と台湾日本人会安全対策委員会は協力し、緊急時において、ラジオ放送により、在留邦人の皆様に対して安全に関する情報を提供することとしております。
先日も同メールサービスを通じて御連絡させていただいたところですが、下記日時において、緊急時の安全に関する「日本語放送」のテスト放送を実施しますので、再度お知らせいたします。

1 放送日時
2009年9月20日(日)
(現地時間)午後5時40分から午後6時00分の間に1回
午後8時40分から午後9時00分の間に1回

2 放送局
警察広播電台

3 周波数(FM)
台北、花蓮、台東 94.3MHz
台北、台南、高雄 104.9MHz
台中(中部)   105.1MHz
宜蘭、花蓮、台東 101.3MHz

交流協会台北事務所
台北市慶城街28号 通泰商業大樓
TEL:(02)2713-8000(内線2110~2113)
FAX:(02)2713-0975
E-Mail:ryoji@mail.japan-taipei.org.tw
URL:http://www.koryu.or.jp/taipei/ez3_contents.nsf/Top

Sunday, September 20, 2009

[台北] 菜食主義者のランチボックス / Gotan Project - "Sentimentale"


・目黒のシンさんから「当地、この所、空、いよいよ高く、雲の色、形、ますます面白い。さわやかな秋だな」。
・赤トンボが四階の窓際まで上がってきていた。まだまだ蒸し暑いとはいえ、ここにも秋がやってきている。
・急に日本が懐かしくなった。千葉の片田舎勝間の朝食:銚子沖で上がったイワシの焼き物(丸ごと塩はふらずに焼く)、カツオ節を削って奴か湯豆腐、裏の畑で育てたナスやキュウリの一夜漬け、茗荷を輪切りに豆腐の味噌汁、そして玄米ご飯。喰いたい、無性に。外で注文するといかほどになるだろう。今では高価に違いない。

・ここ台北、菜食料理を容易に食することができる。「素食」 [sùshí] vegetarian food専門店がじつに多い。昔むかしその昔、台湾では菜食料理は宗教的な色合いがあった。信心のために肉を食べない日をつくって身を清める。見た目ほとんど豚肉鶏肉魚身だし、味もそのもの、グルテンがここまで変身するとはと感心した。その分高価だったと記憶する。それが今ではどうだ、町のいたるところ、菜食料理のブッフェスタイル、セルフで食材を選び、秤で値が決まる素食自助快餐店がある。台湾を訪れる日本人は「素食」の看板に戸惑っていることだろう。

例えばある日のアタシのランチボックスの中身:左から青菜の湯がき、湯葉の揚げ物、もやし炒め、揚げ豆腐ときのこの揚げ物、油は植物油を使っている。それに五穀米、海草ゼリーそして果物に夏みかん。この日は一式七十五元、日本円二百円。

いかがですか?台湾でお肉なしの旅を過ごしてみては・・・。(バキッ!)

[Gotan Project - "Sentimentale" ]
blogってかなり書きっぱなしのままが多い。それではまずい、っていうんで以前紹介した”La Revancha del Tango”のGotan Projectはどうしているのか追ってみた。
彼らのウェッブ・サイトには昨年の世界ツアー以降の活動が載っていない。解散?休止?かわりに曲はいまいちだが艶っぽいビデオクリップにいきついた。 "Sentimentale"。

Saturday, September 19, 2009

[台北] 栄星公園の夜咲き睡蓮 / ミゾゴイ (麻鷺)


いまだにむしむしと熱帯夜の台北、食事をとったあと、クーラーをかける部屋に戻る気がせず、しばらく外で夜風にでも当たろうかと夜の公園へ向かった。やはり緑の多い一角は気温三度は低い。ぶらぶらと生態池の周りを回り始める。暗闇の水面になにやら大きな塊が見えた。柵を超えて水辺に近づいてみる。真っ赤な睡蓮の花が暗闇のなかで妖艶な趣を見せていた。

夜咲く睡蓮?本当に睡蓮だろうか。昼に見る睡蓮はみな小さく白くかわいらしい。しかしあの赤い色合いは生態池にふさわしくない。手元には画素数が少ない携帯電話カメラしかない。それでもネットで確認してみようと収めておくことにした。(実際には濃く深い紅色です)

「熱帯性スイレンには昼咲き種と夜咲き種があります。・・・愛好家以外の方には夜咲き種の習性はもとより、その存在さえもあまり知られていないことの方が多いかもしれません。」と答えがウェッブにのっていた。

ではここ台湾ではなんと呼ばれているのだろう。「子時蓮是夜間開花,又名齒葉睡蓮」(子時蓮は夜開花する。別名齒葉睡蓮ともよばれている)。さらに「夜に開花し翌朝七八時に花を閉じる。曇りの日や冬の温度の低いときには昼過ぎに閉じることもある」。

偶然とはいえ、池に引きずりこまれそうな光景に出会ってしまった。

[暗闇のなか、睡蓮に近づこうとしたところ、すぐ脇でズグロミゾゴイ(黒冠麻鷺・この池に生息する鷺)が小魚を口にしていた。アタシを横目で見ながら時間をかけて餌を飲み込んでいる。・・・鳥目じゃないんだ・・・。熱帯性スイレンにしろミゾゴイにしろ小夜猫にしろ、大都会に生息する生き物は夜行性になってしまうの?・・・冗談です冗談]

[写真はミゾゴイの親鳥 栄星公園にて]

Friday, September 18, 2009

[台北] 裏町 - 巷の美食街


旅人ならいざ知らず、長逗留で周りの空気にどっぷり浸かっていると、ときに見えるものも見えず、聞こえるものも聞こえてこなくなる、の弐。たとえば・・・

食いものは重要だ。何は無くとも、人間様、空気を吸って食いもの喰ってクソしてる。どれ一つ欠くことはできない。そのうち空気はタダなので地球に感謝し、クソは江戸時代のように何とか旨く利用して地球に還元できればと思うも難しい。いずれ厦門かどこかで千葉の片田舎の生活を再現できれば可能かもしれない。しかしそれは先の話だ・・・。

食いものは目先のこと、今のところ日に三度、規則的に食事を取っている。朝は玄米パンに米乳(漿),昼はツナサンドか素食弁当か乾麵とゆでた野菜を日替わりで食している。夜は魚の惣菜が置いてある自助快餐店(セルフで量り売りする店)を訪れることが多い。どの料理も安くてそれなりの味で不満はない。肉を口にするのは人との会食時ぐらいだ。

食いもの屋は家と事務所の間でカタがつく。至極便利である。勿論他にも種々雑多な料理店が並んでいて、多くは間口の狭い小さな店で、それらが数珠繋ぎに並んでいる。昼食時といい夜の食事時といい、若い連中を中心に利用者が絶えない。しかし車道の両端はバイクとヨツッパが正規に駐車できる仕組みとなっているので、幅わずか1.5米足らずの歩道を行き来するのにてこずる。

日傘を開いたまま歩いていくおばさん、並んで歩きながら話に花を咲かせる若者、店から出て歩道でチラシを配る厚化粧のお嬢さん、それにときに車椅子もやってくる(ここ台北では車椅子を利用する方を実に多く目にする)。アーよーやっとやり過ごしたかと立ち止まり、ふと上を見上げると立ち並ぶ看板に看板に看板、これほど多かったとは・・・。

Thursday, September 17, 2009

[台北] だからF1やめられない

[イラスト: F1通信 ピケのクラッシュ前の「テレメトリ・データ・グラフ」から]

モータースポーツの最高峰F1界が大荒れしている。ネルソン・ゲート。レースでの不正を密告したことに始まる。多くのマスコミや専門家は、こんなことではF1が失墜してしまう、と批判的な記事が多い。そのなかで英国のPLANETF1.COMはF1界の習性に過ぎないと書いている。

F1通信「イタリアGP 5の結論」のなかの「危機ってどの危機?...」* の一節から
「・・・しかし昔からF1は不正・陰謀と同義語である。スポーツであると同時に連続メロドラマでもある**。ピケのクラッシュの詳細はぞっとするものだが、この騒動によって人々はF1を二度と見なくなるわけではなく、F1のベストセラー小説の最新の章に魅了された新たなファンを獲得するだろう。いつか公正取引委員会が、F1がスポーツの最高のストーリーを独占しているとして介入するだろう。しかしその日まで、迫り来る崩壊という報道は単純に誇張され続けるだろう。」
*"Crisis What Crisis?..."
**It's a soap opera as much as a sport.

だからF1やめられない!

[台北] 大根畑園の大根料理 / Nokia E72


すべて大根を使った料理*。左のお椀は、磨り潰した大根の葉を麵粉に混ぜて作った乾麵の上にゴマダレとモヤシに万能ねぎをのせている。左上は大根の根っこをぶつ切りにして湯がいたものに味噌ダレ。そして右上は大根の葉っぱを湯がいただけ。肉類は一切無い。完全な菜食だ。こんな料理を今の台北の若者は好んで食している。〆て95元、日本円で三百円弱。*[蘿卜園麵食館]

大根の葉っぱを料理に使い始めたのはいつ頃からか。昔は鶏の餌に使ったり畑の肥やしにしたりしていた記憶がある。農村の出だった母親は、大根の葉を細かく刻んで油いためにしていた。自分で料理を作るようになってから試しにつくってみると悪くない。それに健康食だ。

Nokia E72 having a pre-sale tomorrow – with exclusive 72 units

今日ジャカルタで72台限定プレセールですか。いいですねE72。北欧のデザインは携帯電話すら上質な工芸品に仕立ててくれますね。

Wednesday, September 16, 2009

[台北] 裏町 - ひる猫


まあだらしがないというか節操がないというか、どこでもかまわず寝込んでしまう猫。昼下がりの商店街脇に止めたバイクにまたがって昼寝をしています。それでもアタシは猫が好きでして、銘柄関係なく好きです。

今日は猫科の分類を中国語字典から。(もしかしたらいくつかの自体が豆腐になってしまうかもしれません。いわゆる文字化け。解決策はIMEに中国語を加えると読めると思います。)


小猫 [xiǎomāo]=kitten=こねこ。
小猫咪 [xiǎomāomī]=pussycat=こねこちゃん。これにdollを加えるとこねこちゃん人形で、Nicole Scherzinger=ニコール・シャージンガーに変身する。余談だが、つい先日F1ドライバーの彼氏と破局したらしい。ちなみに彼女の中国語表記は[尼可爾·斯徹金格]。(訂正:彼女のグループ名Pussycat Dolls=プッシーキャット・ドールズは小野猫 [xiǎoyěmāo]と呼ぶそうです)
野猫 [yěmāo]=stray cat=野良猫。栄星公園の野良猫、個体数がわずか一匹とは。繁殖している気配なし。今日お目にかかったところ、左目を傷つけていた。獲れもしないリスを追いかけたり、捕まえられもしないフナを忍び足で近づいてみたり、可愛いんですけどね。
波斯猫 [bōsīmāo] =Persian cat=ペルシャ猫。
波斯猫兒 [bōsīmāoér]=erがついてペルシャ猫ちゃん。こちらもやはり人間に変身する。それも飛び切り美脚の女性に。中国のネットで最も美しい足の持ち主といわれた。
小夜猫 [xiǎoyèmāo]=辞書なんかには載っていない。俗語辞典なぞがあればね。夜中に活動する習性の猫ですから、猫科はそうでしょうから、これが人間様だと日が落ちてから仕事に出かける方々でしょう。美形の多いのが特徴とか。久しく目にしておりません。

Tuesday, September 15, 2009

[台北] 裏町 - 裏通り



旅人ならいざ知らず、長逗留で周りの空気にどっぷり浸かっていると、ときに見えるものも見えず、聞こえるものも聞こえてこなくなる。たとえば・・・

ある日小さなバルコニーにでて悪習たる喫煙をしていた。バルコニーといってもサッシで囲われていて雨風が防げるようになっている。煙草の煙が部屋に逆流しないよう、少しガラス窓をあけ、網戸をあけ、煙草だけを外に突き出す。風が煙を運んでいく。煙草に口先を近づけると裏通りが見えてくる。何気なくそのまま視線を下げてみると、一台の三輪トラックが通り過ぎようとしていた。体の一部に取り付けたマイクからなにやら裏町の住民に語りかけている。何を言っているのかアタシにはわからない。台湾語なのだ。

荷台に積まれている物を見てみる。一番端っこに洗濯機が見えた。日本でいう資源ごみ粗大ごみの回収らしい。そう廃品回収をしているのだ。運転しているオッサン、車を止めては玄関先の回収ごみを積み込んでいる。これが有料なのか無料なのか、それとも公営の事業の一端なのかはわからない。

上から目線の裏通り風景がとても新鮮に感じたので、外の気配に注意してみた。なんと四六時中何台かの回収車が回っていた。いっている内容も違う。積荷にも違いがある。ライトバン風なものも。そうして見てみていると、なかには日傘の女性の姿にであったり、裏町裏通り、通り過ぎるオバサンの姿にも風情を感じた。

Monday, September 14, 2009

[中国] 田太権 - 「忘却」その後

昨年四月、中国の写真家田太権氏の作品「遺却」(日本語訳「忘却」)を紹介し、そのあとレコードチャイナが取り上げて彼と彼の作品はいっきに話題になった。彼のプロフィール写真、片手に毛語録片手に携帯電話はとても印象的だった。ところで田氏、今はどんな作品を世に送り出しているのだろう。





中国百度から検索をかけると、田氏に関する情報は一年前と比べ格段に多くなっていた。それに作品の写真も主題ごとにしっかり整理され、大きめサイズの写真も用意されている。ただ、写真展としては二年前を最後に新しい情報は見当たらない。昨年は彼が教鞭をとる重慶の芸術大学で、学生が衣装をはさみで切り刻んでいくパフォーマンスを企画した記事を見たぐらいだ。彼の作品をみていると、日本の戦後六・七十年代の大衆芸術がもっていた、汗の滴るような熱気を感じる。羨ましい。

[田太権氏のほぼ全作品をここ芸術数据網でみることができます]

[2007年の「印痕」田太権当代図片展--河北石家庄当代美術館 部落格(blogger) ”村長的后花園 ”(リンク切れ)から 一番上の写真右端が田氏]

Sunday, September 13, 2009

[台北] 雑記 - リンク切れ / Nokia 7705 Twist


・携帯にブッ込んで時に耳栓がわりに聴いていたChili out Music、しばらくぶりに動画でみたくなった。このblogでリンク貼ってあったものの、見事言い訳だらけのコメントに突き当たった。”This video is not available in your country due to copyright restrictions.”って出たり、”This video has been removed by the user. ”だったり、”This video is private.”と。第一このビデオ、どうして「コピー規制]に該当するの?なぜ「削除」しちゃったの?以前は公開していたのに・・・。きっとアップロードするにも引用の引用の引用だったりすると、元ネタあたりもいやになったりするんでしょうよ。

・クソ可愛く見えるNokia 7705 Twist、正方形だし、クルッと回ってキーボードでてくるし、E71同等のフルQWERTYキーボードだし、タッチスクリーンじゃないからうれしいし、Twitter Facebook メッセージングなら何でもござれだし、blog投稿超簡単っていうし、なんか電話したりメールが届くとオモ可愛いイラストが相手してくれるらしいし、WiFiなしだけど携帯画面でウェッブ見たりしないし、つぶやく(Twitter)程度のやり取りならパケ代たいしたことないでしょうし、携帯電話と遊びたくなりそうな製品じゃないですかぁ・・・。
いやーちょっと待って・・・データー拾ってみると6.9x6.9x1.5cm、決してかわいらしくなかった。

Saturday, September 12, 2009

[台北] 栄星公園の由来

大都会の中にある小動物たちが生息する栄星公園、どんな歴史を持っているのか一寸調べてみました。




戦後しばらくしてのこと、商売に成功していたお金持ちさん、弟に自分たちの土地約二万坪を活かして事業を始めるようにさせました。その弟という方は仕事に熱心だったとともに、その地を緑で一杯にすることに夢を抱きます。そして十数年後、見事に草花で一杯になったところで、有料でしたが台北市民に開放します。当時は栄星花園と呼ばれたそうです。その頃市内には新公園という小さな公開公園があっただけでしたので、この件は評価を得ることになります。栄星という名前の由来はその弟の名前の二字からきたそうなんですが、日本語漢字では表現できませんし、高い中文の才が無ければとうてい理解できませんのでお許しを・・・。

話かわって栄星公園の地勢から。園内に残されている小さな池、水はどこから来てどこに流れ出ているのでしょうか、それとも湧き水でしょうか。時折池の端を廻って探ってみますが、小さく細い管が池に突き出し、そこから水が流れ込んでいるのが見えるだけです。しかしそのもとがどこか来ているのかどんな類の水なのかは判りません。では出口は?池の反対側の一角に公衆トイレがあります。トイレの排水とともに合流されて出ているのでしょうか、分かりません。
戦前の農業用水路の地図を見つけました。台北市内には何本かの用水路があったのが分かります。その流れの一角にこの地の生態池がありました。今ではこの用水路、市内では台湾大学構内など三ヶ所でしか見ることができず、ここ栄星公園の池は貴重な台北市民の遺産のようです。

それにしても多くの小動物が生息できる公園が都会の真ん中にあるというのはいいですね。

Friday, September 11, 2009

[台北] 栄星公園の小動物 - こち亀



こちら栄星公園の亀です。身の丈おおよそ二十センチ強の小亀です。彼ら、冬には池と水草の間の余地に集まり、日差しを浴びて甲羅干しをしていました。[亀の甲羅干し]であります。アタシにとってそんな光景も珍しかったので、ここ栄星公園の亀の甲羅干しに気持ちを和まされたものです。

栄星公園の生態池、とても小さく水深も浅いんですね。ですから夏場になると水温がすぐに上がってしまう。そうなると鮒モドキも他の小魚もそしてこち亀もできるだけ深みを探して移動します。写真のこち亀は、丁度樹木の枝がせり出した池の中州の裏、樹陰を作っているところで見つけました。甲羅から一寸頭を突き出し、小さな目でアタシを見つめておりました。

亀さんだって名前があるはずです。毎回のことですが彼らの名前がわかりません。アタシの周りにはそのあたりに詳しい人間もおりません。無職遊民 [無職渡世人(ぶしょくとせいにん)]に鞍替えしたとき(いや今がそうか)、じっくりと調べ物でもしてみます。

Thursday, September 10, 2009

[台北] 栄星公園の小動物 - 松鼠


大通り民権東路に接した栄星公園、その公園はたくさんの小動物が生息していることで台北市民に親しまれています。この公園にリスが生息していることは以前にもご紹介したことがありました。こちら台湾では「松鼠」 [sōngshǔ] 、松の鼠と書きます。ちなみに英文は「Eurasian red squirrel 」。鳴き声はともかく、姿といい動きといいとても可愛らしい。そんなことを書いたところ、浜松のご隠居、fumanchuさんから「うちのあたりじゃ彼らが悪さして困っとる・・・」とコメントをいただきました。

エーホントー?ってんで少しばかり観察してみたのですが、木の実をぶん取るとか木の皮を食い荒らすとか人様に手を出すとか、そんな様子はまだ目にしていません。今度はウェッブっつうんで資料をあたってみます。「台湾松鼠」には三種類あって、その中でも一番固体数の多いのが「赤腹松鼠」、やはりタチが悪く、樹木の樹皮を食い荒らしていると書いてありました。

まあ世の中、見かけによらず・・・って言葉もありますし。でも本当にかわいいんですよ、本当に・・・

Wednesday, September 9, 2009

[台北] 栄星公園の小動物 - 鮒モドキ


私の住む裏町近くの栄星公園、その公園の一角に生態池と呼ばれる一角があります。昨日の昼どきのことです。大通り沿いで”サブウェイ”のツナサンドを日替わりサービスデー69元(日本円約二百円)で手にして公園に向かいました。生態池に面して備え付けられたベンチに腰をかけようとしたところ、池の中がなにやらとても賑やかです。道行く人たちもみな覗いていきます。

サンドを片手に柵の縁から身を乗り出してみました。小さな池の一角に、それはそれは多くの小魚が集まっています。この池にこれほど多くの魚がいたとは思っても見ませんでした。大きいのは目の下二十五センチ、小さいのはそれこそ全長十五センチ、池の縁の浅瀬に集まってバシャバシャしていました。浅瀬ですので、身体を横たえ、多くの魚は一対で寄り添うようにしています。魚の種類は何でしょうか、一見すると鮒のように見えます。しかし幅広の縞があります。台湾特有の淡水魚でしょうか。* (台湾島はその成り立ちから特有種の生物が多いことで世界的に有名)

産卵期?一瞬そう思いました。しかし時は九月、秋です。日本の鮒の産卵期は確か四月ごろだったはずです。台湾がいくら南方とはいえ、秋ですか?大きい一対の魚を取り巻く多くの小魚、水が白濁している様子もありません。結局なぜかは判りませんでした。

Tuesday, September 8, 2009

[台北] 栄星公園の小動物 - 鷺


私の住む裏町近くの民権東路という大通りの向かい側に栄星公園があります。周囲約1.1キロメートル(訂正:370mx190mの長方形、一つの街区を使っています)の大きさを持っています。近隣公園の多い台北でも街中にこれだけの面積を占めている公園はそんなにありません。利用者の多くは近隣住民ですし、ウィークデーはサラリーマンたちが散歩に、小学生たちは公園で課外授業をしたりしています。週末の野外ダンス教室が有名だそうで、覗いてみるかと出かけたこともあります。夜ともなると、多くの人たちがジョギングを楽しんでおいでです。特に目に付くのがご夫婦おそろいのウェアを着こんで汗を流している姿でしょうか。

公園内で目に付くのが榕樹の多さ、それこそ百年は年輪を刻んでいるであろうと思われるものばかりです。昼時、この木陰に据えつけられたベンチに横たわり仮眠をとっている姿も。周りは自動車の行きかう通りです。しかし公園の中に入ると三度は温度が低い感がします。近くで菜食弁当を購入、ここで食すのが習慣になっています。さすがに盛夏の今の時期にはあまり出向きませんですが。


公園の一角に生態池と呼ばれる場所があります。その昔、この池では蛍を観賞できたそうです。由来を語った看板が立っていました。小さい池なのです。しかしとても多くの小動物を目にすることができます。彼らについて語りたいのですが、鳥と小動物のエキスパート、葉山のヒロシさんのようにはいきません。それでも今年の四月終りに孵化した鷺の成長をずっと見続けています。写真はゴイサギの一種ではないでしょうか、池の周りの歩道からわずか五メートル先、まだ幼鳥のようで、羽には白い斑点が残っていました。ここの鷺はよほど近づかない限り逃げ出しません。昔からそうだとオッサンが話してくれました。
[追記:写真をご覧になった葉山の鳥きちさんから、ゴイサギではなくミゾゴイではないかとのことです。ありがとうございました。]

[写真追加:親鳥(茶色)と今年四月生まれのひな鳥]

Monday, September 7, 2009

[台北] 完美破解


とある飲食店などが立ち並ぶ賑やかな裏通り、一つの立看を見つけました。iPhone 3G 3GS「完美破解」 [wánměi pòjiě]。イラストつきで細かく紹介しています。脇には「升級・解鎖・修理」。「完美破解」ってどういう意味なんでしょうか、「完全 Jail Break」ってことでしょうか。「升級・解鎖・修理」は分かりやすい。「アップグレード・アンロック・修理」。「破解」と「解鎖」の違いがよく分かりません。

その辺の事情とか、価格とか、聞いてみたかったのですがあと少しの勇気がありませんでした。アタシなりの解釈で、「破解」は最初からアンロックされていて、「解鎖」はもしあなたが今お使いのキャリア縛りのiPhoneをアンロックしたいならお手伝いしますよ、ということではないかと思っております。

事務所にいる電子機器がらみの「高手」[gāoshǒu] (エキスパート)に聞いてみました。今大流行の山塞版 [shānzhàibǎn] (海賊版)の可能性あるし、保障のほどもわからないし、 かなり高価なはずだからおやめになったほうが・・・とご意見をいただきました。

Sunday, September 6, 2009

[台北] 防空演習の日


古い話です。六月三十日のこと。昼下がりのひと時、一時半から二時、大通りから車の姿が消え、人通りも途絶え、バスはバス停で三十分動こうとしません。四辻という辻には公安関係者が交通をコントロールしています。この日は年一回の防空演習の日だったんです。サイレンが鳴るわけでもなく、突然に写真のような光景に相成りました。よく行き届いているものだと感心したものです。事務所の方々われ関せずで一向に興味を示しません。アタシはこういう世界、知りませんからずーっとこの様子を眺めいていました。

遥か昔、韓国三十八度線近くの小さな漁村を旅したことがありました。それも真冬に。昼ごろでしたか、仲間四人と小雪の舞う街をぶらぶらしていたところ、突然のサイレンと軍の車列が通りを塞ぎました。驚きましたね。事情がわからない外国人、街往く人の姿も消えています。こりゃ我々もボケッとして立っているわけにはいくまいと、近くの建物へ入り込みました。この頃は確か毎月演習を行っていたのだと聞いています。戦闘が始まったと考えないところが幸せな日本人ですね。

話を戻しまして、台北の演習開始前まで動き回っていた車、タクシー、バイク、などなどはどこに消えたのでしょう。大通りは敵襲に備えて道路を開放、タンクや装甲車が走行できるよう確保しておくわけですよね。ですから表通りはガラガラに。そして裏通りにて一般車両は一時待機ということのようです。そこまで見には行きませんでしたが、きっと大渋滞だったのではないかと。[ 写真撮影: 1:40pm 30 / June / 09 ]

Saturday, September 5, 2009

[台北] H1N1新流感に注意


台南の現場管理に出かけていた方が久しぶりに戻ってきました。挨拶にと握手をしようとしましたが彼はおざなりでした。一寸気分を害しましたが、彼はアタシに話しかけます。「新流感、大丈夫?」。

今朝のことです。ショートメールが届きました。見てみると「行政院中央疫情指揮中心」からです。H1N1への対応を伝えていました。そこには「握手は控えるように・・・」と記されていました。オーそうだったか、昨日の彼はそのことをアタシに警告してくれたんだ。ようやく納得できました。そういえば一昨日、台湾の建築家の方々と会食、別れ際に握手しましたです。

交流協会台北事務所からも確かメールが来ていたはずです。いつの間にか日常生活の中にH1N1が入り込んでいたんですね。

Friday, September 4, 2009

[台北] マンホールの蓋



勢いよく歩いていると見えないものも、気落ちして考え事をして何か身になるものが落ちてはいないかと首をたれながら歩いていて見えてくるものがありますね。この写真もそのうちの一つ。台北市下水道のマンホール蓋。上に樹木、下に魚のレリーフ。かわいらしい。日本のどこだったか、公園だったか、歩道を特別に舗装したりした場所だったか忘れましたが、それらが確か彩色され絵の描かれたタイル張りだったりしていたようでしたが、この台北のマンホール、鉄の鋳物のレリーフだけというもの。アーこれでいいんだ、って感がしたのでカシャとしました。

Thursday, September 3, 2009

[台北] 異人たちとの会食


今日は農暦の七月十五日、中元節でして、台湾ではこの日にこの地の人と彼の地の鬼さんとが一緒になって会食をし、別れを惜しみ、そして別れる、という特別な日なのだそうです。事務所近くの路上には、飾り物を並べ、彼の地で使われるお札を燃やし、鬼さんたちに礼を尽くしておりました。知人が由来を話してくれまして、今晩は彼らとともに食事をして・・・と語ったところ、脇で聞いていた事務の女性、「駄目ですよー、一緒に連れて行かれますよー」。(中元節の正確な由来はWikiあたりで見てください)

この鬼さんたち、年一回七月一日にあの世の門が開かれ地上に戻ってきます。旧暦七月は鬼と人様が交流する特別な月なんだそうです。中日が中元節、あとは月の終りまでごゆっくりということなのでしょうか。日本ではお盆がそうですよね。

古い話ですが、映画”異人たちとの夏”なんてありました。あの話の由来はこんなところから来たのかしら。ちゃんと先立った祖先や親しかった方々の冥福をお祈りし弔わないといけませんですね。

Wednesday, September 2, 2009

[北京] 北京の花嫁


王府井大街楽天利百貨の隣に天主教堂があります。由来は知りません。たくさんの人たちが行きかう大通りに面しています。広告用でしょうか、それともウェディングアルバム用でしょうか、細面の美形な女性がとーっても豪華そうなウェディングドレスに身を包んで写真撮影をしています。脇では相手方の男性がライティングパネルを抱えて助手代わりを勤めておりました。

その昔、台湾で古建築や民家を見にいくと、その一角でやはりウェディングアルバム用の撮影を目にしたものです。実際に誰かさんの記念写真を見せてもらいましたが、よーく手が加えられていて、それは見事に美男美女の結婚記念アルバムに仕上がっておりました。いや、嫌味をいっている訳ではありませんよ、ただ羨ましがっていただけです、ここ北京でも。

Tuesday, September 1, 2009

[北京] 中華式ぶっかけうどん

王府井大街楽天利百貨[lètiānlì bǎihuò] (ロッテ百貨店)隣りにあるモール六階「大食府」飲食店街からぶっかけうどんの作法。

まず「大食府」専用のプリペイドカードを購入する。最低百元から。使い切らない場合はちゃんと余った分を返却してくれる。

1 - セットメニューから具を選ぶ - 肉と野菜が十種類ほど、肉は牛・鳥・豚・羊・魚から
2 - オバサンが細麵を煮えたぎる釜にぶっこんでゆでる
3 - ぶっかけ一式 - 左から脂ぎったスープの入った馬鹿でかいお碗、ゆでた麵、盛り付けた具をのせた皿とがお盆に
4 - スープに麵と具をぶっかけ、皿を被せて待つこと一分、出来上がりです

具をぶっかけるところが日本と違いますね。いやなかなかな味でした。悪くないという意味でです。厳冬の北京なら最高だったのではないでしょうか。唐辛子を一寸の気分でしたが備え付けてありませんでした。それに香菜も。

これで二十元前後、日本円約三百円です。高いとみるか安いとみるか。ちなみに厦門の羊肉麵は十五元でしたから妥当な値付けと味でしょう。北京で北京ダックを食したくない人は訪れてみてはいかがでしょうか。