Sunday, October 28, 2007

[廈門・507天] 持続させることの難しさ

ひと月以上の空白。去年の空白と違い、今年は別に特別な話があったわけではない。イヤ、むしろ小さいものの、いろいろな出来事に有り余るほどでくわしていた。夏の、くたびれたような暑さと、長引く喉の痛み、そして単調な毎日。この空白のひと月は、そんな状況をいかに消していくかが、もしかしたら頭の片隅にあったのかもしれない。それにしても一つのこと、たとえばblogを持続させることのなんと難しいことか・・・。

賄いオバサンを雇い、余計な生活感を軽減させたり、週末にはガッコの先生と茶館で雑談をしたり、時に大枚をはたいて夜の町へと出かけてみたり、日本・韓国・中国のはやり歌なぞダウンロードしては、仕事中イヤフォーンをかけて聞いてみたり・・・。何かと変化のある生活環境を積極的に考え、実行してみた。

この試みは成功したのかもしれない。ある時、二人の女性、昔の秘書とまもなく臨月の若き妊婦から、「若返ったみたい!」と、ほぼ同時期に言われた。変化が若返りを演出するとは考えても見なかった。ほー、適当な刺激って必要なんだ・・・。シンさんが、日本からのメールでさかんにわたしに伝えてきたことは、「運動したまえ!」。キミに不足しているのは運動だ。運動は試みなかったものの、カラオケで歌いまくるのも運動の一部だと思うことにした。

台湾人が言うように、オマエにはプレッシャーがない、と、自らの至らなさを棚に上げ、わたしを見つめるのを横目に、プレッシャーとは、自ら消し去ることが必要なのだ、たまには自前の金でカラオケぐらい行ってみろ、と言いたいほど、彼らの表情はどんどん暗くなってきている。人から受けるプレッシャーを傍らに置き去ることもできないでいるのだ。

ワォ、なんと愚痴の多いこと!

おっと、一言大事な話を言い忘れてしまった。新しい中国語のセンセが来週からやってくる。話はできるものの、発音がいい加減だったり、言い回しがめちゃくちゃだったりと、オマエは一年以上ここにいてなーんもマスターしていないではないか、という台湾人の言いぐさへの対応策だ。確かに自分でもそれがわかってきたので、カラオケ屋で新しい曲を披露するため、歌詞を正確に発音できるよう、日々訓練に励んでもいる。昔の秘書が四六時中諭してきたように、口元をはっきり変化させてしゃべることも始めた。

[ 写真: ありません。このところシャッター押していません。今後この件も積極的にやってみます。 ]

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