Saturday, July 28, 2007

[廈門・415天] 没有好消息

日本で避暑生活をおくっている方からメールの返事が届いた。「咳コホンコホンのジジイはゴメンこうむりますデスヨ!」と。なにしろひどい咳が出まくっている。喉をやられるような風邪は、今まで記憶がなかった。それがこちらに来てからは、風邪というと喉。空気が悪いのか、それとも化学プラントから流れ出る廃棄の影響か。

一人孤独な生活をおくっていると、そんなときには世話を焼いてもらえる人間がそばにいてほしくなる、と気軽に書き込んだら、「私には世話?面倒見てくれるイケメン先生達がイッパイいるから彼らに嫌われ無い為にもせっせと磨いております!」と事も無げにいわれてしまった。最後には、「もう少し明るい前向きなニュースをお待ちしております!」。

そういわれても、このところ明るい話しも前向きな話しもないのだ。憂鬱な話しだらけなのだ。その上この暑さ、うだるような暑さ、へばりつく湿気、何とかこれらを振り払おうと、老頭子の誘いにのって、久しぶりに珈琲店に出かけてきた。気晴らしのつもりが、やはりここでも怖ろしげな話ばかり語ることになってしまった。没有好消息である。長い人生、ときにはこんな時期もあるのだ、なぞ思ってみている。

そういえば、全く関係なく話が動くが、先日、サハリパンツを買った。軽く肌触りも履き心地も良さそうだった。一つ日本から持ち込んでいたが、換えがほしかったのだ。早速足を通してみた。暑苦しい。百パーセント綿だぞ、なぜなんだ。仕方なく日本製に履き替えた。厚手の生地だが、すっきりする。なぜだろう。あーやはりいい話はないなー。

おっと、今日は土用のウナギの日ではなかったかな・・・。

[ 写真: 出かけることもないので、インターネットからあれこれ写真を探し回っている。この写真は古い。張芸謀とコン・リー。どこかの映画祭でのショットらしい。わたしはこの二人がなぜか好きだ。 ]

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