Sunday, March 4, 2007

[廈門・271日] 静かな部屋

昨日早朝、一人静かな部屋に。と、携帯が鳴った。ボスがお呼びだと。一時間はかかると伝え、歯を磨き、シャワーを浴び、タクシーに飛び乗り現場へと出かけた。ボスは我が儘である。一声に反応できないと、いつまでもいつまでも文句を浴びせかけるという悪癖を持っている。これに霹靂として会社を辞めたいと何人かが私に話していた。その一方で、繁くコンタクトをとって結論のお伺いを立てると機嫌がよかったりする。ボスというのはかくも我が儘なのであろうか。

日曜日、一人静かな部屋に。・・・春節前のこと。中国語の教師は、今まで授業の前に料理をつくってくれていた。ありがたいことである。それにもかかわらず、彼女の里帰りの際、今後料理作りはしなくていいよ、と告げた。一寸悲しそうな顔つきをした。何しろ彼女と一緒にいると気持ちの休まることがない。疲れるのだ。年の差四十才、違う世界の人間どうしが顔をつきあわせているようなものだ。それにこのところ仕事がやけに忙しい。授業に身が入らない。ひたすら安静がほしかった。

もとの一人の生活に戻って二週間、賑やかで派手な姿が脇にないのはさすがに寂しい。それでも何も考えずに時間を過ごす楽しみには代え難い。中国語の授業を終えたことを知った会社の若き人妻、「オー、独身になったんだ」とからかう。それを知ってか、先日は屋台へと誘ってくれた。男の気持ちをよくわきまえている。さすが既婚者である。

[ 写真: 代わり映えはしないが、簡素で清潔な部屋である。昨年、夫婦げんかの仲裁のさい購入したジャスミンは、枯れそうで枯れていない。聞くところによると、彼女、毎晩寝る前、朝起きたとき、亭主が横でくたばっていることを願って眠りにつくそうだ。さすが既婚者である。 ]

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