Friday, December 15, 2006

[廈門・191日] バースデーケーキ

私にも生まれた日がありまして、それが今日なのでありました。11月には元ボスの誕生日をホテルのイタメシ屋で豪勢に開いたのです。しかし私には誰も声がかからず、なんと寂しい誕生日かと思いきや、私のパスポートを管理している我が秘書、しっかり私の誕生日を記憶していてくれました。手配よく、ここでケーキといえばアンデルセン、予約を取っておりました。

さらに秘書嬢、日本料理店に招待してくれました。予約無しだったため、はじめのお店は満席、タクシーで下町のビルの中の店に移動、満腹で我がマンションの下にあるアンデルセンへ。家に戻り、二人だけでしたが、胃袋を無理矢理開けて美味しいケーキを口にいたしました。秘書嬢に感謝なのであります。

彼女が帰宅した後、我が愛娘はどう対応してくれただろうかとメーラーを開いてみます。残念、誰からも祝いの一言もなかったのです。ただ一人、学生時代の知人、ピアニストから不確かだが確か今日が誕生日ではないかというメールが届いておりました。彼女にも感謝しなければいけません。早速お礼の返信を入れたところです。

一人長逗留していると、一寸した心遣いを受けるとやたら感激してしまうものでして、二つも感動を受けた一日がまたうれしくなってしまうのです。やはり私には物より思い出、死ぬときには体いっぱいにこれらを詰め込み旅立ちたいものだ、なぞ考えてしまったのです。

[ 写真: アンデルセンというパン屋さん、日本のお店と関係あるのか解りません。漢字で表記したいのですが、変換できません。字がないのです。中国語で書き込むと文字化けしてしまいますので遠慮しました。 ]

No comments: