Wednesday, December 13, 2006

[廈門・189日] 自行車

本社ビルの回廊の一角、喫煙点とサインが張られたコーナー、一台の自行車 ( zi4xing2che1 ・自転車) が目につきました。どっしりとした、格調あるつくり、各パーツに固定されたメーカーの金属プレート、何か自信作であることを感じさせております。愛娘が幼少の頃、近所のおもちゃ屋で購入した中国製三輪車を思い出しました。金属プレートを後付けにする、英国製ミニもそうでした、英国製ロードランナーもそうでした、英国製モールトンもそうでした。一昔ってみんな金属プレート取り付けていたんでしょうね。
この作業用自転車では、サドルに、荷台に金属プレートありです。どれもがしっかりしている。色もいい、図案もいい。こういうものに出逢うとなぜかうれしくなるものです。バチバチと撮影をいたした次第であります。
ここ廈門では250cc以下のバイクは運転できません。排気ガスによる空気汚染への配慮です。車をもてない多くの人たちは、公共バスを利用するか、電動バイクか自行車を移動手段にしております。車の騒音はそれなりに伝わってきますが、バイクの甲高い音と排気ガスの臭気は届かない。いっとき、ここ廈門にモールトンを持ち込もうかと考えたこともありました。が、何しろ運転ルールが全くかけ離れている。怖ろしくて車道はおろか横断歩道も渡れそうにない、仕方なくあきらめたことがありました。

[ 写真: 何も語りません、じっくりとご覧になってください。 ]

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