Saturday, August 12, 2006

[廈門通信] 苦悩の中文授業

[廈門・66日目] 苦悩の中文授業
昨日は中国語の授業を受けた後すぐ床についてしまいました。やはり緊張しているのです。疲れるのです。老師は、事務所ではただの雑談好きな雑用係。ところが役割が老師となると、突然に活き活きとしてきます。顔つきが厳しくなり、命令調になります。どこで学んだんでしょうか。教師は彼女の天職かもしれません。

五六年前のことです。台湾で仕事をした際、相手にアングロサクソン・グループがいるというので、英語の教師についたことがあります。私の相手は英国人。このとき知ったのは、家庭教師は使用人だということ。執事などと同じ。彼は何かにつけて私を先に立てます。席に着くとき、部屋を出るとき、等々。教師は敬うもの、と教えられてきた私にはちょっと驚かされました。しかし、考えてみればそんな立場というのもあるのでしょうね。それに反して私の中文教師は敬われる立場にあるのです。

昨日の宿題の成果。読解力六十点、次回までに八十点に、最後は九十点以上と教科書に書かれました。さらに十回読み直すこと。具合の悪いことに、タクシー [出租車 chu1 zu1 che1] の発音ができない。何度もやり直させられる。それでもできない。うーん、世の中厳しいのです。

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