Saturday, July 22, 2006

[廈門通信] 麗江・旅先の問診

[廈門・45日目] 麗江・旅先の問診
麗江の話に戻ります。出張に出る前からのどが痛かった。いやだなーと思いつつも、何の手だてもしないで出かけます。今度は鼻汁がいっぱい、朝ベットから起きるともう何枚も鼻紙を使います。麗江二日目、ボスが廈門に戻り、一人取り残され、さてのんびりとあれこれ見て回ろうと一歩外に出るものの、一陣の風を受けて部屋に戻ってしまいました。

翌日まで何もすることなく、ただただひたすらベットに伏せていたのです。これほど惨めな時間はありませんね。麗江古城に一角にいるというのにです。

当日、東北に向かう日です。夕方までの時間、市政府の車でひたすら田舎を走ってみようとしますが、咳が止まりません。見かねた運転手が病院に寄ってくれました。診察室には待つ人が何人もいます。一度あきらめたものの、運転手奥の手を使います。診察中の老人の手当が終わると同時に何か一言二言医師に話しかけます。順番待ちの人たちが私の顔をのぞき込みます。医師はうんうんと頷くと私の顔を見ながら問診です。

医・どこが悪いんだ?
私・鼻水が・・・
脇で待つ患者たちが優しい目つきでうなずきます。
医・他には?熱は?ない、のどの痛みは?ない、
医師、カルテになにやら書き込んでいます。
医・名前は?年は?日本人だね。

五分ほどで投薬カルテ完了です。早速病院の薬局へ。受け取った錠剤の他、投与の処方箋がありません。窓口に聞いてみます。四時間、四時間といっています・・・

私がこちらの薬を信用していなかったこともあり、症状を軽めに伝えたこともあったのか、薬の効果はほとんどなかったようです。あー、旅先の病気ほど惨めなことはないなー。

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