Sunday, June 25, 2006

[廈門通信] 部屋探し

[廈門滞在16日目] 廈門に来てからすでに二週間が過ぎています。先週初めに雨期が去りました。真夏です、廈門は今。で、とりあえず簡単な報告を。

到着と同時に始めたのが部屋探しです。 海を望める部屋が条件でした。しかし足下の環境が悪かったり、買い物なぞが不便だったり、これという物件が見つけられませんでした。鼓浪嶋 [gu lang yu] という元居留地の小島で部屋を探し当てたものの、通勤の不便さから会社から却下されました。しかしこの島、車もなく、緑と海が眺められますから棄てがたい。いずれ 週末住居として借り受けられたらと考えています。(日本との物価の差を考えれば嘘のような額です。大それた考えでは決してありません。ただし首にならずに 滞在できたらですが・・・)

結局、ちょっと値が張りましたが、並木の美しい青山・表参道あたりを伺わせるマンションの13階を選択しました。背後は小高い丘、道路の向かいに は超高層ホテル。その先に人工の湖が僅かに望めます。そこが廈門で一番の高級住宅地だそうです。家具や空調機・洗濯機・冷蔵庫・皿洗い機なぞなぞ一式つい ての居抜きです。家具・設備付きはこちらでは普通、というより無ければ客がつきません。100m2で2寝室、主寝室にバストイレ、後は共用のが 一つ。この部屋の住人、モダンリビング派のようで、他で見たチャイニーズクラシックのコーヒーカラーの設えと違っていました。床は白の大理石、照明 器具はモダンデザインです。結構統一感があり、落ち着いていました。悪くありません。これで日本円に換算して月約6万円です。生活差の大きさに驚かされた 次第です。

直ぐさまホームセンターに出向いてシーツや上掛け、枕など一式を購入、契約と同時に移りました。三ヶ月分の部屋代と不動産屋に半月分の手数料を支 払い、掃除の人間を入れ終了です。掃除代、一時間10元、約150円、翌日までかかったので延べ8時間、1200円相当です。かつて西洋人が自国の植民地 で贅沢三昧できたのが実感できます・・・

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